これはすなわち、三国時代の"軍師物語"を描いたマンガらしい。

?、郭嘉(魏)
?、陸遜(呉)
?、姜維(蜀)

の3編を収録。

おまけの「趙雲さまぁ〜♪」も笑えたけど。

コマワリが大きく大胆で勢いがある。
目が特徴的で好き嫌いは多分、はっきりする絵なんだろうな。
私としては、目の付け所は面白い、とこの3編に限っては思ったけどね。

昔々、三国志が異様に盛り上がった時、次から次へとこういうマンガや本が出て世間を賑わしたことを思い出した。

時代は巡る。
しかし当時の隆盛ぶりを覚えている人、あれこれ目を通して知識と目の肥えている人も多いから、今、これを題材に描いて、受け入れてもらうのは、それなりに苦労なのかもしれない。

悪い言い方をすれば、ネタは手垢にまみれている…?

だから、その中でもこうした作品が出てくると、
「おっ♪」
と思い、嬉しくなったりするものだ。

まあね。
私自身が、その頃に比べれば私も幾分かは落ち着いているので(笑)、ムキになって、だれそれの作品はどうだこうだと批難することもないのかもしれない。
ちょっと離れて冷静に見ることも出来るはず。
(逆に、我を忘れて熱くさせてくれる作品を、心の深いところでは求めているのかもしれないが)

とりあえず、この調子なら、続刊を買っても「損をした!」とは思わないですむかも。
いや、誉めてるんです。

ISBN:4834261654 コミック 桑原 祐子 集英社 ¥800

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