隆中に戻った諸葛孔明。
…なぜか華佗と同居中。

一方、曹操から劉表のもとへ逃れてきた劉備もまた、孔明の近くにその居を定めていた。(というか、ほかに行くところがなかったというか)

二つの星がめぐり合う日も近い。

三顧の礼に士元が絡む演出は面白い。
劉備の描き方は作家夫々で見所のひとつであるが、いいなぁ…農夫のようでいて、何か違う。
その内面方出てくる"気"に何かを感じる。
その描写がとってもすばらしい。

これだけ消化して、自分のものとして三国志を描いた人というのはあまりないだろう。
漫画とはいえ、この力量はすごいと思う。
感服感服。

さて。
孔明は、(現時点では)さしたる力を持たない劉備の下につくのか、どうか。

あまり判官贔屓の日本人の望みとこたえは、決まりきっているけどね。

ISBN:4091722652 コミック 諏訪 緑 小学館 ¥530

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