ベンツのワゴンが走るのと時を同じくして、女の悲鳴が響く。
犯人は、このワゴンの運転手なのか?
京都・嵐山から城崎、鳥取砂丘へと舞台は進む。
次々と発覚する若い女性ばかりを狙った殺人事件。
謎の女。
警察は見事犯人を上げることが出来るのか?
冤罪で簡単に起訴できてしまうんだな〜という驚き。
「こうだ!」
と思ったら、それしか考えない警察の愚鈍さ。
これはフィクションでは無いだろうなぁ…とそこはかとなく判ってしまう(笑)
長い間生きていると、それなりに例を見てきているので、ね。
「何事もなし」
が一番と考える警察。
ひき逃げ事故が、怪我だけで済めば、互いの不注意で片付けられたりすることも珍しくはない。
被害者が、犯人のように警察で責められたりするのだよ。
いや、ほんま。
つまり、きっと、多分、犯人の捜査なんかして無いだろうなーと思う。
これでは、警察に対する不信感が芽生えるのは、仕方が無いことだと思うよねぇ?
京都が発端の事件であったので、やたら京都市内・嵐山周辺の話が出てくる。
源氏物語所縁の野々宮神社、そして…食事場所としてやたら出てくるのが、私らも贔屓にしている湯豆腐の店だ。
渡月橋の袂近く…うん、まあね。
近くと言えば近くかもしれないが、けっこー歩くんだけどな(笑)
途中、川に面してある吉兆とか通り過ぎて、まだずんずん行かねばならぬ。
昔は天龍寺さんの横の路地を抜けて、駐車場を横切って…と地元の友人に教えてもらった近道を通ったものだったけど、最近はどんどん新しい建物がたったり潰したりするので、不案内な小道には入らないようにしている。
余計に時間がかかりそうだから…
今は、百人一首のイベント館「時雨殿」の斜向かいになったから、お客も自然増えたんではなかろうか?
美味しい割りに安いし、ちょっと引っ込んでいるところに有る店なんで、内緒にしていたんだけどなー(笑)
鳥取砂丘は、会社の慰安旅行で行ったことがある。
海の見えるところまで歩いて…とっても疲れた思い出が。
海からの風を頼りにハングライダーが盛んだったのも覚えている。
どこまでもどこまでも"砂""砂"だったけど、雨が降ってできる湖、なんてあるんだね。
それにしても、嵯峨野の竹林の風の音…は、冬場に人気の無い夜に聞いていると、魑魅魍魎に取り囲まれているか、百鬼夜行にぶつかったような気分になるんじゃないのかなぁ?
ISBN:4198925437 文庫 西村 京太郎 徳間書店 ¥620
犯人は、このワゴンの運転手なのか?
京都・嵐山から城崎、鳥取砂丘へと舞台は進む。
次々と発覚する若い女性ばかりを狙った殺人事件。
謎の女。
警察は見事犯人を上げることが出来るのか?
冤罪で簡単に起訴できてしまうんだな〜という驚き。
「こうだ!」
と思ったら、それしか考えない警察の愚鈍さ。
これはフィクションでは無いだろうなぁ…とそこはかとなく判ってしまう(笑)
長い間生きていると、それなりに例を見てきているので、ね。
「何事もなし」
が一番と考える警察。
ひき逃げ事故が、怪我だけで済めば、互いの不注意で片付けられたりすることも珍しくはない。
被害者が、犯人のように警察で責められたりするのだよ。
いや、ほんま。
つまり、きっと、多分、犯人の捜査なんかして無いだろうなーと思う。
これでは、警察に対する不信感が芽生えるのは、仕方が無いことだと思うよねぇ?
京都が発端の事件であったので、やたら京都市内・嵐山周辺の話が出てくる。
源氏物語所縁の野々宮神社、そして…食事場所としてやたら出てくるのが、私らも贔屓にしている湯豆腐の店だ。
渡月橋の袂近く…うん、まあね。
近くと言えば近くかもしれないが、けっこー歩くんだけどな(笑)
途中、川に面してある吉兆とか通り過ぎて、まだずんずん行かねばならぬ。
昔は天龍寺さんの横の路地を抜けて、駐車場を横切って…と地元の友人に教えてもらった近道を通ったものだったけど、最近はどんどん新しい建物がたったり潰したりするので、不案内な小道には入らないようにしている。
余計に時間がかかりそうだから…
今は、百人一首のイベント館「時雨殿」の斜向かいになったから、お客も自然増えたんではなかろうか?
美味しい割りに安いし、ちょっと引っ込んでいるところに有る店なんで、内緒にしていたんだけどなー(笑)
鳥取砂丘は、会社の慰安旅行で行ったことがある。
海の見えるところまで歩いて…とっても疲れた思い出が。
海からの風を頼りにハングライダーが盛んだったのも覚えている。
どこまでもどこまでも"砂""砂"だったけど、雨が降ってできる湖、なんてあるんだね。
それにしても、嵯峨野の竹林の風の音…は、冬場に人気の無い夜に聞いていると、魑魅魍魎に取り囲まれているか、百鬼夜行にぶつかったような気分になるんじゃないのかなぁ?
ISBN:4198925437 文庫 西村 京太郎 徳間書店 ¥620
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