事件はまず東京で起こった。
が、遡ってゆくと、その発端は、山形に、鶴岡にあると推測される。

山形の文化を守り・育て・拡げる。
そう標榜する団体。

だがそこは、おきまりの政治家との癒着、そして金と欲とが絡みあい、魑魅魍魎が跋扈する、薄汚い場所でもあった。

最近のこのシリーズを読んでいると、十津川警部がボケで、もっぱらカメさんこと亀井刑事が突っ込みをする、之図が出来上がっている。
被疑者や証人を相手に話を引き出そうという計略なんだろうが…十津川警部、ちょっとお年を召して疲れてきたのかな?
と不遜なことを考えたりして。

カメさんに負けるな!
十津川警部!
ウチの母親はアナタのファンなんだからして(笑)


あ〜。
そうそう。
山形が良く出てくるので、郷土の名物などもイロイロ出てくる。
あの、お騒がせなエチゼンクラゲをソフトクリームに入れてみたり最中にしたりジュースにしたりとさまざまな工夫をやっているらしいのだ、ここ。
すごい。
そういう研究をやっているとは知っていたが、まさか商品化されていたとはな。

あとは、ジャンボ鍋で芋煮大会!…の場面も出てくる。
なんだか、テレビ化されたときのシナリオを考えているかのようなストーリー……(笑)

でも、いいなぁ。
美味しそうだ。

そういえば、妹が芋煮のレシピが欲しいといっていたのだった。
忘れていたよ(笑)
すっかりと。



ISBN:4198507295 新書 西村 京太郎 徳間書店 ¥860

コメント

nophoto
睡蓮
2007年1月26日22:26

芋煮のレシピで、追加です。
お汁はたっぷりで煮込みます。
芋の煮っ転がしにならないように。

そういえば。TVシリーズでもどっちかといえばカメさんが頑張ってますよね。
十津川さんは「よし、実際に電車に乗ってみよう」っていうだけ?(^o^)

翠雲
翠雲
2007年1月27日0:39

サンクス♪

ダンディな十津川警部はあんまり喋っちゃいけないのだろうか?(笑)
でも原作をいくつか読んでみると、原作よりもテレビドラマの方が設定とかが凝っているような気が…不遜な意見ですけど。

nophoto
ニックネーム無し
2007年1月27日17:21

やっぱりTVでシリーズ化するためには、細々と設定しないといけないんでしょう。
TVといえば、私は十津川さんより、音やん(音川音次郎)が出てくる京都殺人案内の方が好きです。(^o^)

翠雲
翠雲
2007年1月28日0:52

ふむ…あまりにローカルというか、地元な設定と場所と話題が出てくるので、身近すぎて恥ずかしくて(?)なんとな〜く敬遠してしまっているシリーズですね。
四条大宮発京福電車(嵐電)が出たときにはひっくり返るかと思いました。

でも、主役の方は時々スナックで見かけると、上司が申しておりました(笑)
根っから京都に居ついている…のかな?(仕事のプライベートも一緒ということで)

nophoto
睡蓮
2007年1月28日21:48

このシリーズ、最初はホントに地元密着だったけど、
最近は京都だけでは飽きたらず?けっこう地方へも出張してはりますよ。
実は、音やんの上司、1課長との掛け合い漫才が好きですわ。
このシリーズは、本当に自然な京都弁が聴けて、肩が凝らないというか・・

翠雲
翠雲
2007年1月28日22:25

いや、まったく最初のちょっと覗いた…以外は見ていないので、内容はさっぱりですな。
そうすると、京都人が突っ込みをせずに見られるドラマでしょうか(笑)?
私は、ニュースのほかにはたま〜に映画やドキュメント、シーズン中の野球しか見ないので、だからドラマを見ている時間が無いのだ(!)、ということに今気がつきました。

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