百鬼夜行抄(15)

2007年1月24日 読書
妖しい話ももう15巻目に突入。
私の贔屓のおじろ・おぐろが、意外に人の認識にはいい加減であることが判明。
コラッ!

さて。
この辺りになってくると、新しい展開も必要なわけで、身内の不始末とか関わりあった妖怪の後始末とか、そういうものだけでは話は成り立たなくなってきた。

そこで、半分、拝み屋稼業…。

いやだいやだと言ってなかったっけ?
上の伯父さんも、
「律と開がコンビを組んだら恐ろしいことに…」
と怖い想像をしてなかったっけ?
話はどうやらそっち方面に流れていっているような気配で…怖い(面白い?)事になりそう。

捻った話が多くて読み甲斐はあった。
そして、どの話を読んでいても、妄執や妖怪を発生させる源は人間で、人間ほど怖いものは無い!という結論にちゃんと行き着くようになっている。

近藤君は、すっかり律の"お友達"のようで、結構結構。
笑っている律が、逆に怖いが。
愛想笑いなら、尚のこと。

ISBN:4257905727 コミック 今 市子 朝日ソノラマ ¥800

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

日記内を検索