血にまみれた王位
大化の改新あたりから、壬申の乱を経て、中央集権国家が少しづつ形を成してゆくのを読んでいると、いろいろ深読みしてしまう自分がいる。

この「地図で読む日本古戦史」にはそんなことは書いていないのに、つい…。

謀反の疑いをかけられた人間(大抵は権力者)を自害させたら、あとで冤罪だったと分かったので、陰謀の主を捕えて殺した。

  ⇒ 最初から二人を抹殺するつもりだったので、あたかも一方がもう一方を誹謗中傷していたかのようにみせかけ、それに引っかかった振りをして殺し、あとで気がついた振りをしてもう一方も殺したんだな…。

    などと、頭の中で、文章が自動変換されている。

便利っつーたら便利かしらん。
人間性を疑われそうだワ。

だいたい、天智天皇とか天武天皇とか、その周辺の連中・有象無象で妖しくないやつなんて一人もいないでしょう?

へんに純真だったり、まっすぐだったり、単純だったりすると、ほら、どんどん若死に(暗殺・処刑)してるやないの。

そういう時代を、「陰謀と知らずに処刑してしまった」だの「のちに冤罪と知って、後悔した」だのは、あまりにも初心、いや、読みそこなった発言では無いかと思うけど。

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