1 プラス 1 ひく 1 は?
「仮面の島」読了。

流石に中世の華麗なる栄光と光に溢れた毒々しいベネティア…では桜井京介も対抗し辛かったのか…。

建築云々の薀蓄がなくて、助かった、というよりもあれ?という物足りなさを感じてしまった。

真四角の別荘なんて…面白味が無いワイ。
いかに成金趣味であろうと、ヨーロッパの中世〜近世建築なら、ぴかぴか光って欲しいよ〜♪

光らないというのなら無いなら、侘び寂びを追求して欲しい…(笑)

さて、内容だ。

面白かった♪
死体がごろごろ…おまけに逆転逆転で最後まで想像がつかない(犯人がわからん)のが、とってもよかった、推理小説らしくて……。

1 プラス 1 ひく 1 が 単純に「1」ではないところが、推理小説の面白さだ(と思うのである)。

コメント

nophoto
睡蓮
2007年1月6日20:00

物足りないというか・・・ガイドブック見ながら書いたの?って感じでしたよ。
全然建築探偵じゃなかったし。
探偵も教授も広場のカフェでコーヒー飲んでるだけだしさぁ。

結末が二転三転するのは面白かった。
でもなぁ・・・この人の書く話って少女漫画趣味なんだよなぁ・・・

翠雲
翠雲
2007年1月7日22:12

さすがにベネツィアの歴史に負けたかな?
と思いました。

少女マンガ趣味…というのはウ〜ン、著者も女性だからね。
強い同性に憧れてしまう百合族(或いは宝塚症候群?)とか、現代版シンデレラとか、主役の探偵が(隠しているけど)実は絶世の美形だとか…まぁ、少女趣味ですわね(笑)

でも、話の筋はまとまっていたと思います。
建築家探偵としてではなく、普通の推理小説としては。(もしかして、けなしている?)

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