卵の防寒服 エッグ・コージイ
「エッグ・コージイ殺人事件」読了。

意外な犯人は、最後までわからなかった。
アーなるほど、そうか!と後でお祭騒ぎを繰り返すばかりである(笑)

エッグ・コージイというのは、ゆで卵を冷やさない為の袋、というか、上から被せておくもので、この小説では近所のオバサン(オバーサン?)たちが毛糸で編んだものであった。

なんかすごいなー。
卵の防寒服なんだね。
ゆで卵、といえば「カリオストロの城」を思い出すばかりなのだけど。

田舎の警部ウイルキンズがなかなかの切れ者だったというのもまたこういう小説としては常識破りではないだろうか。
探偵役の○○が、なんだか押されている様子。

でもって、貴族出身のうら若き乙女を、命の危険の伴うスパイ家業に引きずり込もうなんて、なんというか……時代性?
マタ・ハリの二の舞になったらどーすんだ?

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