坂田靖子セレクション (第7巻) 伊平次とわらわ 1 潮漫画文庫
2006年12月30日 読書 コメント (7)
伊平次は墓守。
日々、墓と死人を守り(供養して)生計を立てている。
実は、内緒だが、じいさまは士分でお祓いを生業とし、その死後には怨霊よけの守り刀なんてものも遺してくれている。
その血のせいか、けっこーいろんなものが"視えて"しまう。
わらわは、犬。
どこぞのひめさまが取り付いたので、いまだ自覚なし。
まま(食事)を乞い、生活改善を訴える、ひめさまにしてはいじましい部分も時折見せてしまう、人間付きの犬。
伊平次のもとに頼みをもってやってきたひめさまだが、頼みが終了してもその蕎麦を離れなくなってしまった。
そして、食事を、世話を、なんやかやと伊平次にねだる、命じる、文句を言う。
だけど……これがまたそれなりに役に立ったりするわけで。
正邪の屁理屈と、死者のわがまま。
そして化け物たちの頼みごと…
頼られている!
信頼されている男である、伊平次は!
ISBN:4267015775 文庫 坂田 靖子 潮出版社 ¥530
日々、墓と死人を守り(供養して)生計を立てている。
実は、内緒だが、じいさまは士分でお祓いを生業とし、その死後には怨霊よけの守り刀なんてものも遺してくれている。
その血のせいか、けっこーいろんなものが"視えて"しまう。
わらわは、犬。
どこぞのひめさまが取り付いたので、いまだ自覚なし。
まま(食事)を乞い、生活改善を訴える、ひめさまにしてはいじましい部分も時折見せてしまう、人間付きの犬。
伊平次のもとに頼みをもってやってきたひめさまだが、頼みが終了してもその蕎麦を離れなくなってしまった。
そして、食事を、世話を、なんやかやと伊平次にねだる、命じる、文句を言う。
だけど……これがまたそれなりに役に立ったりするわけで。
正邪の屁理屈と、死者のわがまま。
そして化け物たちの頼みごと…
頼られている!
信頼されている男である、伊平次は!
ISBN:4267015775 文庫 坂田 靖子 潮出版社 ¥530
コメント
それはいいことを聞きました。
とっても細かくて綺麗ですよね、エッチングみたいで…
波津彬子さん自身の漫画も好きですが、どっちかというと和調だと思っていて、意外です。
あ、でも、19世紀の英国だったら東洋趣味だからいいのかな〜?
耳寄りな情報を、有難うございました♪
和も洋も、あの細くて硬質の、独特の美しい線で映えること映えること♪どちらもスキです。ふふふ。
クラシック英国調。
おねーさんの花郁悠紀子さんはアリスのような御伽噺やファンジーの素敵な漫画家さんでしたけれど。
面白そうですねー。
三人の競作(共作)!
また機会が有ったらレンタルをお願いできれば…ゴニョゴニョ…。