最終巻とはいや知らず。
そうか…おわっちゃうのか…最初は世界観とかリズムとか、良く分からなくて困ったものの、面白かったんだけどね。

悪魔と契約し、願いを叶えてもらう代わりに、その代金(負債)をこつこつと返さねば成らない使命を負うのが<銀符>。
借金の返済に充てられるのは、地獄の魔王の好物…つまり、<邪悪な魂>である。

銀符はぎらぎらした悪人を探し、銀の鷹でその魂を狩る旅を、負債を完済するまで続けることに成るのだ。
完済する前に命が尽きた時は、次の銀符を教育することで負債に当てる。

…とまぁ、よく出来た世界観だし契約だと思う。

銀符は、ゆえに、一般人から恐れられ、聖職者からは悪魔のように唾棄される存在ではあるが、主人公・フレデリカはただの銀符ではない。

彼女は純粋に怒る。
悪に対して。
絶対悪に対して。

それが悪魔だろうと神さまだろうと人間だろうと、関係ないのだ。

彼女は<悪>を憎むだけなのだ。
(口は汚いけど)
だから、彼女は穢れていない、と"彼"は言うのだ。

ラストの大ど〜んでんがえ〜し!!
すごい!
ぜんっぜん気がつかなかった!
これはすごい。

最高の盛り上がりをここにもってくるのか!
ストーリーテーラーとしての著者の実力を見た一作であった。

う〜ん、大満足♪

ISBN:4758052638 コミック おがき ちか 一迅社 ¥580

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

日記内を検索