十津川警部「荒城の月」殺人事件
2006年11月26日 読書
(実は)母のお気に入りシリーズを先に拝借・読了……。(手垢をつけないように気をつけねば!)
世の中にはお気楽な方も大勢いる。
金持ちで、自分の趣味だけで生きてゆける…嗚呼羨まし。
だから、その趣味が高じて非人間的な行為(=犯罪)に走ったり、殺し合いをしたりするのが、一般庶民からすれば「へっ」てな風に"バカにできて""安心できる"材料なのかもしれないね…とふと思う。
今回は、滝廉太郎の秘密の楽譜♪ を巡り、金に糸目をつけない収集家とそれを騙そうとする詐欺師の間で起こった犯罪である。
すっぱりとは解決しないが、有力な通報により、逮捕できるであろう、ヒントはもらえた十津川警部である。よかったね…。
数十億の遺産が転がり込んできて、殺された父の仇を討とうとして、何億ものお金をぱっぱぱっぱと使ってゆく20歳代の娘……の心境はようわからぬ。
もともとおじょうーさまだからか?
すごいよね。
仇を討とうとするのが理解できないのではなく、お金の使い方が…もっと有効に使えよ、と思うのである。
警察が頼りに成らないなら、探偵社を雇うとか、ゴルゴ13に頼むとか(笑)
この著者の作品はどっかぶっとんでいるところがあって、まぁそれはそれで作風でよいのでしょう。
本当の警察活動はもっと地道で大変みたいだけどね(先日乗ったタクシーの運転手さんの娘さんは京都府警に二人しかいない女刑事のひとりだと言った。大変みたいです…毎日あざだらけで帰宅するって。)
まあいいか。
娯楽小説なんだしー。
ISBN:4062755610 文庫 西村 京太郎 講談社 ¥600
世の中にはお気楽な方も大勢いる。
金持ちで、自分の趣味だけで生きてゆける…嗚呼羨まし。
だから、その趣味が高じて非人間的な行為(=犯罪)に走ったり、殺し合いをしたりするのが、一般庶民からすれば「へっ」てな風に"バカにできて""安心できる"材料なのかもしれないね…とふと思う。
今回は、滝廉太郎の秘密の楽譜♪ を巡り、金に糸目をつけない収集家とそれを騙そうとする詐欺師の間で起こった犯罪である。
すっぱりとは解決しないが、有力な通報により、逮捕できるであろう、ヒントはもらえた十津川警部である。よかったね…。
数十億の遺産が転がり込んできて、殺された父の仇を討とうとして、何億ものお金をぱっぱぱっぱと使ってゆく20歳代の娘……の心境はようわからぬ。
もともとおじょうーさまだからか?
すごいよね。
仇を討とうとするのが理解できないのではなく、お金の使い方が…もっと有効に使えよ、と思うのである。
警察が頼りに成らないなら、探偵社を雇うとか、ゴルゴ13に頼むとか(笑)
この著者の作品はどっかぶっとんでいるところがあって、まぁそれはそれで作風でよいのでしょう。
本当の警察活動はもっと地道で大変みたいだけどね(先日乗ったタクシーの運転手さんの娘さんは京都府警に二人しかいない女刑事のひとりだと言った。大変みたいです…毎日あざだらけで帰宅するって。)
まあいいか。
娯楽小説なんだしー。
ISBN:4062755610 文庫 西村 京太郎 講談社 ¥600
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