憲法九条を世界遺産に
2006年11月5日 読書
……というわけで。
こんな本も平行読みしてしまっているわけだナ…(笑)
えへへへ…というか、太田(光)さんってこんな人だとは思わなかった。
テレビもあまり見ないからな、私。
特にバラエティは見ない。
ここまで奥行きがある人とは…人間第一印象は大事だけど、それだけじゃないってこと。
というか第一印象は、自分の感情、自分の器械で測定するからな〜自分という人間がたいしたことなかったら、測定機械もちゃちいし、そこから出てくる結論もいい加減ってことか。
つまり"人を読み違える"ってこと。
ごめんなさい。
失礼しました。
すみません。
と謝っておきます。
うう〜まだまだ修行、修行。
内容は対談形式。
相手の中沢氏という人を私は知らないけど、太田氏とは旧知の仲で言いたいことを行っている。
第九条は…ああいうタイミングで出来た「奇跡の」憲法なんだから。
今後あんなものはつくろうったって作れないんだから。
そこんとは日本人はよく考えなきゃいけないってことだ。
アメリカの押し付けって言うけど、どんな事柄だっておよそ私達が"文明"だと思っているものは、色んな文化や考えがミックスして出来たもの。
純粋な単一のなにかから出来たわけじゃない。
あれはアメリカと日本が、そして、その当時の、「戦争に疲れた」「もう戦争は嫌だ」という世界中の人々の"気分"が上手くマッチして出来上がったもの。
それはそれでいいんだ。
…と。
第九条は護りたいけど、その意義は?
とか、
アメリカの押し付けだから嫌なんだけど、ただそれだけのこと、
とか、
どう考えたらいいのか分からないよ、
なんて言う向きには、とても新しい思考の展開を印してくれる。
話がどこへ着地するのやら分からない意外性が…面白い本。
ああしかし。
あめゆじゅとてきてけんじゃ…
宮沢賢治の新しい側面を初めて知ったのは、ちょっと(自分が)情けなかったなぁ。
勉強不足!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
とか言ってても。
私は共産党知事のもとで高校生活までを過ごした人間。
「憲法を暮らしの中に!」
のスローガンは、今でも心に刻まれている。
高校入学とともに、「憲法手帳」(憲法が記載されている携帯用ミニ手帳)も貰いました。(たぶん京都府立の高校のみかと思うが…?)
高校生だけの討論会とかいろいろ行事があって、真剣に自分の事、学校生活のこと、神学のこと、将来のこと、社会のこと、政治のことなどなど…激しく楽しく論じてました。
面倒くさいことも多かったけど、面白かったなーと、今思うのは、そればかり。
あの若い年(10台)で、そこまで考えられたのは、機会を与えてもらったのは、精神的な成長ということ以外にも、とってもいい経験だったと思うから。
ISBN:4087203530 新書 中沢 新一 集英社 ¥693
こんな本も平行読みしてしまっているわけだナ…(笑)
えへへへ…というか、太田(光)さんってこんな人だとは思わなかった。
テレビもあまり見ないからな、私。
特にバラエティは見ない。
ここまで奥行きがある人とは…人間第一印象は大事だけど、それだけじゃないってこと。
というか第一印象は、自分の感情、自分の器械で測定するからな〜自分という人間がたいしたことなかったら、測定機械もちゃちいし、そこから出てくる結論もいい加減ってことか。
つまり"人を読み違える"ってこと。
ごめんなさい。
失礼しました。
すみません。
と謝っておきます。
うう〜まだまだ修行、修行。
内容は対談形式。
相手の中沢氏という人を私は知らないけど、太田氏とは旧知の仲で言いたいことを行っている。
第九条は…ああいうタイミングで出来た「奇跡の」憲法なんだから。
今後あんなものはつくろうったって作れないんだから。
そこんとは日本人はよく考えなきゃいけないってことだ。
アメリカの押し付けって言うけど、どんな事柄だっておよそ私達が"文明"だと思っているものは、色んな文化や考えがミックスして出来たもの。
純粋な単一のなにかから出来たわけじゃない。
あれはアメリカと日本が、そして、その当時の、「戦争に疲れた」「もう戦争は嫌だ」という世界中の人々の"気分"が上手くマッチして出来上がったもの。
それはそれでいいんだ。
…と。
第九条は護りたいけど、その意義は?
とか、
アメリカの押し付けだから嫌なんだけど、ただそれだけのこと、
とか、
どう考えたらいいのか分からないよ、
なんて言う向きには、とても新しい思考の展開を印してくれる。
話がどこへ着地するのやら分からない意外性が…面白い本。
ああしかし。
あめゆじゅとてきてけんじゃ…
宮沢賢治の新しい側面を初めて知ったのは、ちょっと(自分が)情けなかったなぁ。
勉強不足!
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とか言ってても。
私は共産党知事のもとで高校生活までを過ごした人間。
「憲法を暮らしの中に!」
のスローガンは、今でも心に刻まれている。
高校入学とともに、「憲法手帳」(憲法が記載されている携帯用ミニ手帳)も貰いました。(たぶん京都府立の高校のみかと思うが…?)
高校生だけの討論会とかいろいろ行事があって、真剣に自分の事、学校生活のこと、神学のこと、将来のこと、社会のこと、政治のことなどなど…激しく楽しく論じてました。
面倒くさいことも多かったけど、面白かったなーと、今思うのは、そればかり。
あの若い年(10台)で、そこまで考えられたのは、機会を与えてもらったのは、精神的な成長ということ以外にも、とってもいい経験だったと思うから。
ISBN:4087203530 新書 中沢 新一 集英社 ¥693
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