母親が読了していたこれを拝借する。

十津川警部ものは…というか、西村京太郎ものは、亡父が好きで良く読んでいたのは知っている。
でも一回読めば終わりだったようで、そのたまり溜まった本を友人・知人に分けたり会社に寄付したり、まあいろいろとしていたのだが、まさか母親がその後を追っかけて読んでいたとは知らなかった。

いや、母も本を読むほうだが、こういうものは読まないと決め付けていたんだった。
いけないなぁ。
いや、ほんとに。

自分の思い込みで人を判断してはいけない、ということだ。

十津川警部の大事な部下が、個人の事情(まだ高校生である実弟が薬中毒患者に殺された)で捜査を進めている…途中に殺害された。
北海道からと上野へと向かう豪華寝台列車・北斗星の…ラウンジで。
北斗星って、二階建ての寝台列車だよね。 ← <カシオペアのことであった。以後北斗星⇒カシオペアに読み替えてください>
某探偵ものアニメでも殺害事件に使われていた。
二階部分が寝台になっているので、"眺めは最高"というのだが、揺れがひどいんじゃないの?と私は先にそっちを危惧してしまう。
我らが関西地方を走り回る私鉄のなかで、近鉄や京阪などは早くから二階建ての車両を走らせているが、結構揺れるし、それよりもなによりも、少々上に上がったからってたいした景色は期待できないってことを知ってしまった。
北斗星は東北を縦断して、青函トンネルを抜けて海を臨みながら札幌へ…途中海も見られるようだが、さて。
路線地図を見る限りは、海岸線からは遠いようだ。
そんなイメージがある。

私に知らないだけで、風光明媚な場所が連続して存在しているのかもしれないから、あまり大きな声ではいえないが。

さて。
北海道・函館から東京へ、そして、下巻では、とうとうアフリカくんだりまで行くようだ。
私は西村京太郎ものをたくさんは読んでいない。
父が読み終えた本もほとんど読んでいなかった。(今思うと勿体無いことをした。タダだったのに〜)(笑)

だからか、どうなのか。
私が知る限りにおいて、十津川警部の出張としては、最長の距離である。

ISBN:4167454114 文庫 西村 京太郎 文芸春秋 ¥540

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