Les Maisons Poupe’es 〜Ingeborg Riesser〜
2006年10月19日 読書
中身はフランス語なのである。
さっぱりわからないんだけど、写真満載なので雰囲気は伝わってくる。
…というか、別段、文字は説明は、要らない、というか。
高島屋で数年前に開催されたイベントで購入した本。
それが本書である。
イベントの名前は、
【インゲボルグ・リーサ夫人コレクション "ドールハウス展"】
ということで。
文章が"さっぱり"でも、構わないという理由がこれ。
実に細かく美しく、小さな世界にビクトリアンの風を浪漫をすら感じられるのがドールハウス。
特に女性は、小さな頃に夢中になった(私も)お人形さん遊びを思い出すだろうか、ドールハウスをみると、まるで子供のような表情で夢中になっているのが分かる。
「いいわねぇ」
「こんな家にすみたいわねぇ」
と必ず出る科白。
そこには諦観もちらほら見られるが…。
でも"お城"に住みたいと思うのは、女の夢、かなわないと分かっている夢。
だから、結婚しようとしまいと、自分の城にかける想いは格好強い。
男も女も同じである。
まあ…ほんまもんのお城は無理とちゃあんと分かっているのだが。
でも、ついつい、
「いいわねぇ」
「こんな家(ビクトリアンなお屋敷をさすことが多い)に住めたらねぇ」
は出てしまう。
溜息とともに。
いーじゃないか。
夢みるぐらいは(笑)
結婚して、夫である男が"わが城"と呼ぶ自分の家には、妻である女も"私のお城"という同じ思いを抱いているのだ、実は。
リアルでかわいい人形もついて、彼女のコレクションは見ごたえがある。
リュクサンブール公園で遊ぶ良家のぼっちゃまおじょうちゃま(笑)とナニー。
いかにも!な(屋根裏っぽい)画家のアトリエでは、壁面いっぱいの硝子窓から差し込むまばゆいまでの陽光に裸婦の肌の色が輝いている。
おばあちゃんの昔の台所、と名づけられた作品では猫が野菜屑をさがしている。
子供が一杯の教室風景、山小屋、パンとお菓子の店……実に細かい。
実に美しい。
だから、見ているだけで充分。
フランス語なんか……読めなくて、いいもん。
ちなみに、アップした写真(本の表紙)のドールハウスの"中"では、書斎で仕事する旦那様、お出かけ準備の奥様、侍女と一緒に衣裳選びをしているお嬢様、階段掃除中のメイド…とビクトリアンな生活を観ることが出来るのだった。
《参考》
2000年3月17日付け。(記事が古いのでご注意を!もうなくなっているかも…)
ドールズハウス・ジャパン ミニチュア・ギャラリーショップがオープンの記事在り。
未確認ですが、場所は、浜名湖サービスエリア、東名高速、浜名湖近鉄レストラン内(?:053-526-7611)とあります。
・ドールズハウス・ジャパン⇒東京都中央区銀座8-12-11(?:03-3541-8880)
(本の奥付)
MASSIN EDITEUR
16−18.rue de l’Amiral mouchez 75014 PARIS
(追伸)
ところで、日本のドールハウスといえば何を指すかわかります?
江戸時代の長屋
江戸時代の湯屋
昭和初期の古書店
…こういった感じです。
さっぱりわからないんだけど、写真満載なので雰囲気は伝わってくる。
…というか、別段、文字は説明は、要らない、というか。
高島屋で数年前に開催されたイベントで購入した本。
それが本書である。
イベントの名前は、
【インゲボルグ・リーサ夫人コレクション "ドールハウス展"】
ということで。
文章が"さっぱり"でも、構わないという理由がこれ。
実に細かく美しく、小さな世界にビクトリアンの風を浪漫をすら感じられるのがドールハウス。
特に女性は、小さな頃に夢中になった(私も)お人形さん遊びを思い出すだろうか、ドールハウスをみると、まるで子供のような表情で夢中になっているのが分かる。
「いいわねぇ」
「こんな家にすみたいわねぇ」
と必ず出る科白。
そこには諦観もちらほら見られるが…。
でも"お城"に住みたいと思うのは、女の夢、かなわないと分かっている夢。
だから、結婚しようとしまいと、自分の城にかける想いは格好強い。
男も女も同じである。
まあ…ほんまもんのお城は無理とちゃあんと分かっているのだが。
でも、ついつい、
「いいわねぇ」
「こんな家(ビクトリアンなお屋敷をさすことが多い)に住めたらねぇ」
は出てしまう。
溜息とともに。
いーじゃないか。
夢みるぐらいは(笑)
結婚して、夫である男が"わが城"と呼ぶ自分の家には、妻である女も"私のお城"という同じ思いを抱いているのだ、実は。
リアルでかわいい人形もついて、彼女のコレクションは見ごたえがある。
リュクサンブール公園で遊ぶ良家のぼっちゃまおじょうちゃま(笑)とナニー。
いかにも!な(屋根裏っぽい)画家のアトリエでは、壁面いっぱいの硝子窓から差し込むまばゆいまでの陽光に裸婦の肌の色が輝いている。
おばあちゃんの昔の台所、と名づけられた作品では猫が野菜屑をさがしている。
子供が一杯の教室風景、山小屋、パンとお菓子の店……実に細かい。
実に美しい。
だから、見ているだけで充分。
フランス語なんか……読めなくて、いいもん。
ちなみに、アップした写真(本の表紙)のドールハウスの"中"では、書斎で仕事する旦那様、お出かけ準備の奥様、侍女と一緒に衣裳選びをしているお嬢様、階段掃除中のメイド…とビクトリアンな生活を観ることが出来るのだった。
《参考》
2000年3月17日付け。(記事が古いのでご注意を!もうなくなっているかも…)
ドールズハウス・ジャパン ミニチュア・ギャラリーショップがオープンの記事在り。
未確認ですが、場所は、浜名湖サービスエリア、東名高速、浜名湖近鉄レストラン内(?:053-526-7611)とあります。
・ドールズハウス・ジャパン⇒東京都中央区銀座8-12-11(?:03-3541-8880)
(本の奥付)
MASSIN EDITEUR
16−18.rue de l’Amiral mouchez 75014 PARIS
(追伸)
ところで、日本のドールハウスといえば何を指すかわかります?
江戸時代の長屋
江戸時代の湯屋
昭和初期の古書店
…こういった感じです。
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