既に買っていたようだ……

歪んだ家系、歪んだ思い。
誰が、誰のことを思っているのか、なんだかなーすごいですわ、ひと昔のどろどろ昼メロみたいになってます。

第1巻のわがまま坊主がまだ可愛らしく思えてきました(笑)

下手にお金があるから、
余裕があるから、
暇があるから。

こういうことになったのでしょう。
庶民には無理!
生きてゆくだけで必死だし。
それは現代日本の社会にも繁栄しているのか。
(余裕がないのにあるように振舞う自称中流家庭とか)

がちがちの牧師の娘・ガヴァネス(家庭教師)の役どころもなかなか。
いかにも日本的ではないので、DNAが対応しきれず(笑)すっごくしんどいというか怖い世界だ。

「ぼっちゃんなんか、さっさと不幸になれ!」
と啖呵をきった公爵家のあどけない侍女(少女)が、とってもかわいらしかった♪
そうだ〜そうだよ〜それぐらいはっきり言ってやれ〜♪

うわべだけの。
おためごかしではなく。

そのぼっちゃんが、母の死を殺人だと思い込んでいた、思い込もうとしていた理由も判明。
まるまる1巻を費やして、そのあたりをぜ〜んぜん匂わせなかったから、わけが分からない話だなと思っていたが。
謎が解けてみれば、意外に単純であった。
所詮は11歳……。

「子供は大人にナイフを投げつけておいて、ケガをするなという」
というパパ・伯爵の言葉が重い。

ISBN:4344804554 コミック 船戸 明里 幻冬舎 ¥788

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