同じく!

(後日談)

今妹に貸しているので、間違っていたら申し訳ないが。

「猫の王」
の話がとっても印象的であった。

持ち主の(娘である)おじょーさんを護るため、器物の彫刻から抜け出して飼い猫のような風情をし、挙句、このおじょーさんを狙っていた(図々しくもヨメにしようとした、太い)妖鼠をやっつけるという話。
その加勢に、蔵中に猫にかかわる骨董品をずらりと並べさせ、犬より大きな妖鼠を皆でやっつけるという…すごい。
年代モノで価値の高い骨董品ばかりだから、妖怪をやっつける力も強いのだとか。
話として聞いてしまえば単純と思うだろうが、こういう発想をおもいつくところが、漫画家サンの力なんだと思う。
面白いもん。
猫の王も可愛いし…。

&「おもかげ行灯」
のタヌキの子供がかわゆぅて〜。
親が(母親が)恋しいのは人間も動物も一緒なのだ。
親元を離れて一所懸命修行に励む小僧さんの、タヌキの境遇に寄せる思いが伝わってくる…というか、純粋に動物好きなんで、私。


いいよね、これ。

ISBN:425772174X 文庫 波津 彬子 朝日ソノラマ ¥620

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