Heaven? 4 (4)

2006年10月7日 読書
今までの4冊では一番、大爆笑できたのでは…?

サスペンスドラマか推理小説か、と思うような第一話。
結婚式当日に新郎にまといつく女の影。
黒衣の花嫁…みたいで、怖いオーナーであった。(でも似合っている)

そして次は、レストランに出る、幽霊の謎。
のぼ〜っとしている川合クンに幽霊が見えるとは!
"相性のいい幽霊は見える"そうです。
徹底して霊の見えないオーナーは、"鈍感"といわれつつもやっぱりシアワセなんだよ、とおもうけど。

シェフとオーナーの戦い。
秋の新メニューを巡って両者が激突する。
山にこもって"秋の味覚"を研究するシェフも凄いけど、イタチの狩った雉を横取りするオーナーはすごい。
イタチもあきれただろうなぁ。
イタチの獲物の横取りだから、禁猟期間であってもお構いなしなんだそうだ。
生態系の頂点に位置するオーナーだから、イタチから獲物を横取りするのも許される。
だからレストランでも、シェフかオーナーかで揉めるのは愚の骨頂。
オーナーは唯我独尊、すべてのモノの頂点に位置するから……いっそすっきりして清々しい結末である(笑)

忍耐の人、伊賀クンを怒らせて見ようというプロジェクト(?)と、思い立ったが吉日!で北海道に毛がにを食べに閉店後出かける(オーナーに無理やり引っ張られて)店のメンバー。
なにも雪祭りの日に思いつきで行かなくとも…とは思うけど。
雪祭りを失念するほどの凄さ。

どれもこれも、オーナーの類稀な食べ物への欲求と普通じゃない性格でクリア(?)する。
大爆笑の話ばかりが収録されているこの一冊。

…ちなみに、私は毛蟹が苦手である。
昔北海道で食べた(しかも暑い夏の日の昼食に出てきたという!信じられん!)石狩ナベの毛蟹が、とっても痛かったのだ。
もーいや!
っておもったもんな。
だって、本当に痛いんだよ!
味わうどころじゃない!

蟹はやっぱり間人(たいざ)蟹でしょう……
そして私は蟹味噌が好き。
大好き。

ISBN:4091875041 コミック 佐々木 倫子 小学館 ¥530

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