柏屋コッコの人生漫才 1 (1)
2006年10月4日 読書
初読なんだけど。
あ、レビューでないかぁ…残念。
インパクトのある絵なのにな(笑)
………自分の、12年前のエッセイ漫画、つまり実際にあったこと、自分の周辺を漫画にして書いているその作品集。
作者が二足の草鞋をはいている、つまり、漫画だけでは到底食べて行けなくて、デザイン事務所で働いている時の会社や上司、同僚や友達の話から始まって、その会社をクビになって山中のホテル勤め。
思いつき(としか思えない)で東京に飛び出してしまうその思い切りの良さ
…へと続く文庫化第一巻である。
内容はギャグです。
真実を書いているのに(少々はデフォルメしているにせよ)…ギャグだというのも凄いけど。
それにしても、身近な会社エッセイって…面白いね。
文章にしても面白いだろうなぁ。
勤めている会社に"モノ申したい"人は、それこそ枡で量り車で量るぐらい、一杯いるだろうから。
溜飲を下げたい人は山ほども、いるだろう。
会社勤めは大変だ。
自分の夢を追いかけていると特に大変だ。
どちらにも、そこそこに力のを入れてやらないといけない。
どっちが主でどっちが従だったか、わけが分からなくなるのは哀しい。
だけど、会社は"会社に全力を注げ"とか言うんだよね。
"趣味よりも"、と言うならまだ分かるけど、"家庭よりも家族よりも自分自身(の健康)よりも"、なんていわれたら反発するよね、誰でも。
だけど「自分達はそうだった」とか元企業戦士の一部はわけの分からん理屈を並べ立て、我々にもそうしろと強いる。
やってられるかぃ!
…と、今時の若者でなくても、反発する。
会社の為に生きているンじゃないもん。
労働基準法スレスレで、びくびくしながら社員を脅している会社、結構あるんだよね。
しかもそういう会社に限って、優良企業の表彰をもらっていたりするんだ…
著者だって、そんないきなりええの?というぐらい乱暴なクビ宣告を受けている。
もっともその後、しかるべきところに訴えて、10万円をゲットしたらしいから、ひとまずはよしとするけど。
泣き寝入りはいかん、泣き寝入りはな!
もめた挙句に辞職するなら後輩のためにも、ついでにチクッっていけばどうかなと、思うんだけど。
労働基準局とか、知り合いの弁護士とか…なんなら共産党新聞とか?
それは自分勝手というものかしらん?
それにしても二足の草鞋。
今のNHKドラマでは女流作家・田辺聖子が若い頃、金物の会社で働きながら小説を書いている。
夜中まで眠れずにネタを考え、出版会社からは「残念でした」の落選通知が届き、会社では……とまあ、夢を追いかけるのは、楽しいけどしんどいことです。
いや、しんどいけど、楽しいことなんだよね。
ISBN:4821183579 文庫 柏屋 コッコ ぶんか社 ?670
あ、レビューでないかぁ…残念。
インパクトのある絵なのにな(笑)
………自分の、12年前のエッセイ漫画、つまり実際にあったこと、自分の周辺を漫画にして書いているその作品集。
作者が二足の草鞋をはいている、つまり、漫画だけでは到底食べて行けなくて、デザイン事務所で働いている時の会社や上司、同僚や友達の話から始まって、その会社をクビになって山中のホテル勤め。
思いつき(としか思えない)で東京に飛び出してしまうその思い切りの良さ
…へと続く文庫化第一巻である。
内容はギャグです。
真実を書いているのに(少々はデフォルメしているにせよ)…ギャグだというのも凄いけど。
それにしても、身近な会社エッセイって…面白いね。
文章にしても面白いだろうなぁ。
勤めている会社に"モノ申したい"人は、それこそ枡で量り車で量るぐらい、一杯いるだろうから。
溜飲を下げたい人は山ほども、いるだろう。
会社勤めは大変だ。
自分の夢を追いかけていると特に大変だ。
どちらにも、そこそこに力のを入れてやらないといけない。
どっちが主でどっちが従だったか、わけが分からなくなるのは哀しい。
だけど、会社は"会社に全力を注げ"とか言うんだよね。
"趣味よりも"、と言うならまだ分かるけど、"家庭よりも家族よりも自分自身(の健康)よりも"、なんていわれたら反発するよね、誰でも。
だけど「自分達はそうだった」とか元企業戦士の一部はわけの分からん理屈を並べ立て、我々にもそうしろと強いる。
やってられるかぃ!
…と、今時の若者でなくても、反発する。
会社の為に生きているンじゃないもん。
労働基準法スレスレで、びくびくしながら社員を脅している会社、結構あるんだよね。
しかもそういう会社に限って、優良企業の表彰をもらっていたりするんだ…
著者だって、そんないきなりええの?というぐらい乱暴なクビ宣告を受けている。
もっともその後、しかるべきところに訴えて、10万円をゲットしたらしいから、ひとまずはよしとするけど。
泣き寝入りはいかん、泣き寝入りはな!
もめた挙句に辞職するなら後輩のためにも、ついでにチクッっていけばどうかなと、思うんだけど。
労働基準局とか、知り合いの弁護士とか…なんなら共産党新聞とか?
それは自分勝手というものかしらん?
それにしても二足の草鞋。
今のNHKドラマでは女流作家・田辺聖子が若い頃、金物の会社で働きながら小説を書いている。
夜中まで眠れずにネタを考え、出版会社からは「残念でした」の落選通知が届き、会社では……とまあ、夢を追いかけるのは、楽しいけどしんどいことです。
いや、しんどいけど、楽しいことなんだよね。
ISBN:4821183579 文庫 柏屋 コッコ ぶんか社 ?670
コメント