隠の王 4 (4)

2006年10月1日 読書
伊賀・甲賀・風魔に…まぁいろいろと。
忍軍の動きは活発になってきた。

どっかいっちゃっている人、人格の破壊された人(何故か大人に多い)が続々登場するので、こっち(読者)の方が安定感をなくしそうだ(笑)
これがこの漫画の魅力なのか?
それとも今の社会って、こんな風に思われているわけ?
こうあってほしいと思われているわけ?

私の住んでる日本とは、ずいぶんと違う世界なんですね…。

まあ、皆(他人)は精神を病んでいる!と思っている本人が病気だったりするわけですから。
これもひとつの象徴なのかな〜?

謎・謎・謎、な登場人物が多く出てくるし、奇妙奇天烈な過去があったりもするが、そのわりに人間としての底が浅い。
全体的に浅い。
そんな簡単な人生じゃないでしょ?
もっと重い・大きなものを背負っているでしょ?
一般人だってそうなんだからさー。
こういうお仕事をしている人なら、もっとすごいと思うんだけど?
とついつい辛口に考えてしまうのだ。

作品も4巻になってくると、その魅力とか、「おや?」とか思わせる何か、今まで気がつかなかった何かが見えてきて、印象とか感想とかも変わってくるものだが、よほど相性が悪いのか目が悪いのか体調が悪いせいか(笑)、まだよくわからない。
というのが本音。
発想は変わっていて面白いと思うのにな。

刹那・刹那の切れ端では物語は語れない。
今後の展開に期待する。

ISBN:4757516770 コミック 鎌谷 悠希 スクウェア・エニックス ?590

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