ユーレイ退治の拝み屋さんたちが大集合している不気味な横丁。
そこに次々持ち込まれる無理難題(自業自得もあり?)
さて、今回はどんな事件が?

というわけで。
既にお住みの平井さんとかエンジェルさん(どっちも幽霊だ)とか絡みの事件がひとつづつ。
平井さんは本気で東子さんにほれているのだろうか…?
幽霊と人間の恋。
人間ー幽霊ー人間の三角関係って…どうなの?
しかしそれ以前に、幽霊をこき使う人間の女には、近づかないのが無難だと思うが。

しかし、人間への恋でモンモンとする幽霊は、下手に身を引かない方がいいという、幽霊のアドバイス。
「だって、私達、下手に念を溜め込んだら、怨霊化するかもしれないしー」
なんだって。
納得(笑)

降って湧いたカミサマは、冬の神・夏の神。
な〜んと彼らは携帯で連絡を取り合う仲らしい。

&無責任さはいかにもカミサマらしいしな。

今回は、3ジジさんたちの出番はこれといってなし。
それは残念かな。
彼等の出番といえば苛められるばかりだけど…あの年であのバイタリティ!見習わなくては!と思わせる力強さ(笑)
年をとっている分、薀蓄はある。
経験もあるしなー。
前作の、吸血鬼騒動の話はとってもよかったし。(しみじみしたし)
またああいう話を期待してしまうのだ。

ところで、霊媒師(自称エナジーカウンセラー)のくせに霊が見えないという御仁が登場。
見えないくせに、依頼主を安心させるために「霊が憑いている」が、「霊は祓えた」と、嘘も方便で繁盛している。

実は昔々は見えていたのだが、変人奇人扱いされるのがいやで「見えない」といっているうちに見えなくなった模様。

だが、霊が見えないくせにお祓いなんぞするなー!と、霊媒師の手ほどきをしたおばあちゃん(勿論この人も霊)が拝み屋横丁に救援を求める。
なんとか「ちゃんと霊を見て」その上で「祓える」ように根性を叩きなおしてやってほしいと。
さてこの御仁…。
「強い念で"見えない!"と思えば、憑いているものは消える」
だから、見えないと思えばいいんだ…なんて申してますが。
確かに一理ある。

例えば、霊感のある人間なら、近づけないところがあるのだそうだ。
絶対拒否されるっつうか…。
ウチの妹がそうなんだけどね。
大阪の○△(公共施設)とか、京都の☆○(同じく)とか…。
はたで視ていて不便で仕方がないなーと私なんかは思うのだが。
夜中に赤ん坊の声とか、あらぬものの声を聞いたりもするというから、面倒くさいわなー。

一方の私はなにもなし。
霊感なし。
何も見えなきゃ感じなきゃ聞こえもしない。
「これはきっと、つよ〜い守護霊さまが憑いているのだ」
と勝手に思っている。
見えなきゃ、感じなきゃ、聞こえなきゃ、問題なし!
それでいいじゃん、という……

見えないものは強い…???

そして、今回のほろりと泣かせる話は、巻末の「OYT」
所謂"学校の怪談"とか"七不思議"とかいうやつね。
私らの時代にもあったけど、7つはなかった。
トイレで足を引っ張られる(水洗じゃなかったから)ぐらいかな?
すぐ裏が山だったから、そっちから入り込んでくる"人間"のほうが怪しくて危なかったなー。
それでも友達同士で山越えして遊びに行くと言う、所謂"やんちゃ"でありました…。

話に出てくる二之宮金次郎像がとっても懐かしかった。
目が合うと追いかけてくるんだって(笑)

ISBN:475805245X コミック 宮本 福助 一迅社 ?580

コメント

nophoto
睡蓮
2006年9月30日22:06

大阪は松屋町駅近く、空堀商店街近辺に「おはらい横町」というのがあるそうです。
関係ないか・・・(^^;

翠雲
翠雲
2006年10月1日10:09

神社とかお寺とか教会とか…立て込んでるんでしょうか?
"視る"人は、近づかないほうがよさそうですね。

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