ここからは、アニメではなかったドラマが始まる。
これはこの漫画を読んだ人が一番得をするところ。

シャアとセイラの物語…というわけで、彼あの父・ジオン・ズム・ダイクンの死(後、毒殺と判明。しかもトリカブトなのだそうだ)
奥方、つまりシャアとセイラの母であるアストライアが町の歌姫であることとか、その後輩(?)があのハモンであったこととか…背景がしっかりと出てくる。

なんと!兄(シャア)妹(セイラ)をサイド3から脱出させたのは、ラモン・ラウだったのだ!
…ってアニメでそこまで語っていたかな?
覚えはないが。

ラモン・ラル大尉がダイクン家に執着をもっていたのは何故か。
セイラと再会した時に、思わず戦いの中で戦いを忘れてしまった"こととか。
その理由が明らかになる。

ザビ家にはギレンの上に政治家タイプの長兄サスロがいたらしい。
彼も暗殺されているが、どうも下手人はザビ家の中に…しかも兄弟(妹)のなかにいるのがありありと分かる。

若いキシリアも出てくるが、その後と変わらない、酷薄な戦闘タイプで情報部を束ねている女丈夫。
ただ、子供であるシャアに逆に迫力負けしているあたり、まだまだ若さが露呈するか。

ガルマやドズル意外は、身内も敵、油断したら抹殺、というなんというかな〜という家系のようだ。
これじゃデギン(父)が年取って、穏やかな性格になった時、ガルマを可愛がるのも分からないではない。

ISBN:4047137146 コミック 矢立 肇 角川書店 2005/04/26 ¥588

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