機動戦士ガンダム THE ORIGIN (1) カドカワコミックA
2006年9月27日 読書
今はもう、はるか昔で、ファースト・ガンダムなどという分類番号(?)までつけられている、一番最初のガンダムだ。
一世風靡…したのは、放映があってしばらくしてからのこと。
まぁそんなもので、その後も何度も再放送でファンを増やし、原作者の富野由悠季氏はカミサマのように、教祖様のように祭り上げられたものだった。
実際、"富野教徒"みたいな人たちもいた。
タケノコゾクと言われた、休日ともなれば原宿だかどっかで踊り狂っていた若者達(ここからたくさんの芸能人が生まれたのでスカウト目当ての人間も多かったと思う)。
それに対抗するかのように、いや一時はそれを凌ぐ勢いで、ガンダムのコスプレをした人々(ガンダムとかガンタンクとか、モビルスーツすらいたし…)が出現し、マスコミにも取り上げられたのだった。
彼等を称して"トミノコゾク"と呼ぶ。
踊り狂ったかどうかは知らない。
そんなこんな、賛否両論いろいろ在ったけど、私にとってはガンダムといえばこれ。
一番最初の、本来は何も付いていない「ガンダム」である。
そのキャラデザインをした安彦良和氏は、小説のイラストレーターである一方、漫画家としても活躍しているけれど、は〜こんな本も書いていたのね、とちょっと吃驚。
でも嬉しい。
同じくガンダム世代の友人がまとめて貸してくれた。
多謝。
彼女は子供が二人とも男の子なので、いまだにこの手の者から無縁ではいられないのだが、自信もけっこー楽しんでいる。
そうそう。
どうせなら楽しまなくっちゃね…と私も仕事に対してそういえればいいんだけどな(笑)
さあ。
懐かしいガンダムの始まり。
最初の1巻は、サイド7へのシャアの進入と木馬ことホワイトベースの登場、アムロがガンダムに登場することとなったいきさつ。
本来避難民であるべき少年少女が、生きるために戦う。
操縦桿を握り、発射管を握り、戦う。
そして、百戦錬磨の、ナルシーでちょっと(?)変な(笑)赤い彗星のシャアとやらに追っかけまわされることとなる、その発端となる事件である。
ほんま、シャアは…しつこいのだ(笑)
宇宙コロニーや地球外惑星に、人間が植民し、やがて対立し、大きな戦争が起こる。
或いは、地球外生物との遭遇(未知との遭遇?)と誤解による不本意な戦闘の開始。
…というのは、富野氏のお得意のパターンで、ガンダムのあとの「イデオン」では辺境殖民惑星での地球外私物との出会い ⇒ 地球を目指して逃亡しつつ戦闘 ⇒ やが認識される"ニュータイプ"或いはそれに類するもの
という流れで進む。
その着眼点の新鮮さとか台詞回しの妙とか、どこへ流れてゆくのかストーリーが読めないことが富野氏の一連の作品のヒットに繋がったのだった。
が、どこへ流れてゆくか分からないストーリー…がそのままどこへ流れていったのか【理解できない】となったあたりから、富野教(笑)の勢力も衰えてしまったと思われる。
まあ、なんだかんだ言ったって、最初のガンダムは新鮮で驚きで凄かった。
これだけはいえる。
ISBN:4047134538 コミック 富野 由悠季 角川書店 2002/06/01 ¥588
一世風靡…したのは、放映があってしばらくしてからのこと。
まぁそんなもので、その後も何度も再放送でファンを増やし、原作者の富野由悠季氏はカミサマのように、教祖様のように祭り上げられたものだった。
実際、"富野教徒"みたいな人たちもいた。
タケノコゾクと言われた、休日ともなれば原宿だかどっかで踊り狂っていた若者達(ここからたくさんの芸能人が生まれたのでスカウト目当ての人間も多かったと思う)。
それに対抗するかのように、いや一時はそれを凌ぐ勢いで、ガンダムのコスプレをした人々(ガンダムとかガンタンクとか、モビルスーツすらいたし…)が出現し、マスコミにも取り上げられたのだった。
彼等を称して"トミノコゾク"と呼ぶ。
踊り狂ったかどうかは知らない。
そんなこんな、賛否両論いろいろ在ったけど、私にとってはガンダムといえばこれ。
一番最初の、本来は何も付いていない「ガンダム」である。
そのキャラデザインをした安彦良和氏は、小説のイラストレーターである一方、漫画家としても活躍しているけれど、は〜こんな本も書いていたのね、とちょっと吃驚。
でも嬉しい。
同じくガンダム世代の友人がまとめて貸してくれた。
多謝。
彼女は子供が二人とも男の子なので、いまだにこの手の者から無縁ではいられないのだが、自信もけっこー楽しんでいる。
そうそう。
どうせなら楽しまなくっちゃね…と私も仕事に対してそういえればいいんだけどな(笑)
さあ。
懐かしいガンダムの始まり。
最初の1巻は、サイド7へのシャアの進入と木馬ことホワイトベースの登場、アムロがガンダムに登場することとなったいきさつ。
本来避難民であるべき少年少女が、生きるために戦う。
操縦桿を握り、発射管を握り、戦う。
そして、百戦錬磨の、ナルシーでちょっと(?)変な(笑)赤い彗星のシャアとやらに追っかけまわされることとなる、その発端となる事件である。
ほんま、シャアは…しつこいのだ(笑)
宇宙コロニーや地球外惑星に、人間が植民し、やがて対立し、大きな戦争が起こる。
或いは、地球外生物との遭遇(未知との遭遇?)と誤解による不本意な戦闘の開始。
…というのは、富野氏のお得意のパターンで、ガンダムのあとの「イデオン」では辺境殖民惑星での地球外私物との出会い ⇒ 地球を目指して逃亡しつつ戦闘 ⇒ やが認識される"ニュータイプ"或いはそれに類するもの
という流れで進む。
その着眼点の新鮮さとか台詞回しの妙とか、どこへ流れてゆくのかストーリーが読めないことが富野氏の一連の作品のヒットに繋がったのだった。
が、どこへ流れてゆくか分からないストーリー…がそのままどこへ流れていったのか【理解できない】となったあたりから、富野教(笑)の勢力も衰えてしまったと思われる。
まあ、なんだかんだ言ったって、最初のガンダムは新鮮で驚きで凄かった。
これだけはいえる。
ISBN:4047134538 コミック 富野 由悠季 角川書店 2002/06/01 ¥588
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