いらかの波 (3)

2006年9月25日 読書
なんとかかんとか高校に進学した主人公たち。
それぞれの"道"にむかって更なる一歩を…というわけだが、中学時代の縁というのは早々切れるものでもない。

特に、公立中学なんて、地域で固まってるからご近所だしな。

私なんて高校も公立だったから、ご近所さんがちょいと拡大した感じ(小学区制だった)だった。
しれはそれで楽しいものだ。

しかし…漫画ってのは当時の世相を繁栄する。
当時の中・高校生って純真だよねぇ。
暴力もイタズラも、ちゃんと分をわきまえているというか、【引き返せないところまではやらない】
つまり、どこまでならやれるか、ってことをちゃんとわきまえている。
やっちゃいけないことをちゃんと分かっている。
いまは、子供が出来すぎた武器を振り回しているようなもんだからなぁ。

すなわち、むかしはナントカに刃物、と言ったアレね。

高校の文化祭…楽しかったなぁと思い出してしまった。

禁止されているはずのバイクに乗って恋人達が逃走するという恋愛映画を撮って上映している力の入った上級生のクラスも存在した。(ものすごく受けてたが、バイクの件で先生からお叱りがあったとは聞いていない)
ウチのクラスは日本昔話に西部警察をミックスした芝居を…最後はわけがわからんよーになりましたが。

今なら文化祭をビデオで撮るとかあって、楽しいだろうにな〜(私らの時代にそんなもんはない)
いや…思い出の中にあるだけだからこそ、楽しいと思えるのかも?

ISBN:4086176351 文庫 河 あきら 集英社 2000/12 ¥680

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