読む本が切れてきたので、古い本をひと〜つふた〜つと引っ張り出しては読んでいる…。
さて、これは、翠湖シリーズの第一弾。
「雲を殺した男」の前の話になるが、それぞれ独立しているので気にせず楽しめる。
翠湖への"水乞い"の儀式がどのように行われるか。
人が自分の足で歩きとおし、その意思の強さを表わせば"河伯"はその意を汲んで水を与えるー河を通じ水を流してくれる。
その水を巡って周辺諸国が争い、人の愛憎が繰り返される。
この作者の描くものは、表面からは想像も付かない人間の心の奥深く、屈折した思いと後悔と、というのが多くて、時々しんどくなることもあるのだが。
ところどころのギャグがそれを救ってくれているハズ(笑)
ま、そんなわけで、本誌には人間模様を描くストーリーが3編収められている。
一番最初、つまり翠湖の物語を通して登場するエンとスリジャの出会いの物語は、衣裳や髪型は漢時代…ところが、その後はすっかり清朝風。
あまり細かく考証はしません、というのが作者の言だし、所詮はファンタジーだから、とは思いつつも、私の好みからいくとちょっと残念。
女性の頭とか…面倒くさかったんだろうか?
ISBN:483426162X コミック 今 市子 集英社 2002/05/24 ¥720
さて、これは、翠湖シリーズの第一弾。
「雲を殺した男」の前の話になるが、それぞれ独立しているので気にせず楽しめる。
翠湖への"水乞い"の儀式がどのように行われるか。
人が自分の足で歩きとおし、その意思の強さを表わせば"河伯"はその意を汲んで水を与えるー河を通じ水を流してくれる。
その水を巡って周辺諸国が争い、人の愛憎が繰り返される。
この作者の描くものは、表面からは想像も付かない人間の心の奥深く、屈折した思いと後悔と、というのが多くて、時々しんどくなることもあるのだが。
ところどころのギャグがそれを救ってくれているハズ(笑)
ま、そんなわけで、本誌には人間模様を描くストーリーが3編収められている。
一番最初、つまり翠湖の物語を通して登場するエンとスリジャの出会いの物語は、衣裳や髪型は漢時代…ところが、その後はすっかり清朝風。
あまり細かく考証はしません、というのが作者の言だし、所詮はファンタジーだから、とは思いつつも、私の好みからいくとちょっと残念。
女性の頭とか…面倒くさかったんだろうか?
ISBN:483426162X コミック 今 市子 集英社 2002/05/24 ¥720
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