表紙と発刊月日(1982年・第5版)と値段(¥430−)
が違うけれど、内容(収められている短編)と翻訳者が一致しているので、レビューはこれに決めた。

それにしても、さすが人気シリーズだけあって、翻訳者も出版社もたくさんある。

ホームズファンが胸に甘酸っぱい思いを抱くであろう事件「ボヘミアの醜聞」は改めて読んでみれば、いかにこの王様が身勝手であるかよく分かる。
きっとあっぱれな王妃になっただろうに!私とつり合いが取れなかったのが、かえすがえすも残念である

…おもわず、おい!もんです。

実のところ、アイリーネ・アドラーは意外や女性ファンも多いのだ。(私も)
王様はともかく天下のシャーロック・ホームズを相手に堂々と"舞台"に登場し、見事主役を務めて鮮やかに退場したからではないだろうか。

ヴィクトリアンな漫画「エマ」の作者である森薫氏のお薦め作品でもある。

ISBN:4488101011 文庫 阿部 知二 東京創元社 1960/07 ¥672

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