すべてのフリーメーソンに共通するのは、組合位階と呼ばれる、徒弟・職人・親方(棟梁)の3つであるが、これで満足できなくなった組織(組織と言うものは、どこもいろいろ苦労するなぁ)(笑)は、十字軍騎士団や薔薇十字運動から適当に名称を借用して位階を増やしていった。

1880年、古式公認スコットランド儀礼「スコッチ儀礼」にて、フリーメーソンの最高評議会が管轄したフリーメーソンの上位位階(33)を覚書としてあげる。

…のは、その名称が笑えるから(笑)である。

4. 秘密の親方
5. 完全なる親方
6. 腹心の書記官
7. 宰領兼裁判官
8. 建築物の監督官
9. 9名から選ばれし者
10.15名から選ばれし者
11.選ばれし至高の騎士
12.大親方建築師
13.エノクのロイヤル・アーチ
14.聖なる穹隆の騎士
15.東方の剣の騎士
16.イェルサレムの王子
17.東西の騎士
18.薔薇十時の王子
19.大祭司長
20.すべての象徴的ロッジの親方
21.ノアの末裔あるいはプロイセンの騎士
22.王の騎士あるいはリバヌスの王子
23.幕屋の長
24.幕屋の王子
25.青銅の蛇の騎士
26.慈愛の王子
27.テンプル騎士団の指揮官
28.太陽の騎士
29.聖アンデレの偉大なるスコットランド騎士
30.カドッシュの騎士
31.大監察審問長官
32.王の秘密の至高の王子
33.全権大監察総監

意味の分からないものが多いけれど、キリスト教をよく理解していれば分かるのかもしれない(?)名称なども多い。

しかし、騎士ってのはまだわかるけど、王子ってのは……(笑)どういう意図が?とクビを捻りますね。(同時に笑える…笑っちゃいけないんだろうケド)

ほかにも3位階をもつスコットランド儀礼(厳格戒律派が採用)や、12位階をもつスウェーデン体系、97位階(!)をもつメンフィスの東洋儀礼などあり。

なんにしろ……古くて血の循環の悪い、所謂あたまでっかちの企業がたくさんの役職(名前だけ、或いは名誉職)を増発するみたいなのだろうか?
そんな匂いがして仕方がない(笑)

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