メモリー 下

2006年9月1日 読書
マイルズ・パパとマイルズ・ママが揃って、豪勢な皇帝の婚約式が行われた。
パパとママ…素敵だねぇ…。
相変わらずと言うか。
年齢を忘れてしまうわ(笑)

なんとも華やかな一幕に、マイルズもまた新しい地位と役割を手に入れた。
解説にもあった、マイルズの人生の分岐点である。

…寂しい別れもあったけど、それぞれが選んだ人生、一度きりの人生を諦めるなんて出来ないから。
宇宙は広いが何度でも、(その気があれば)会える。

上官殺害未遂事件は見事に解決し、マイルズは己の力量を示した。
最年少…そう。
最年少はこき使われるのである。
年よりは(自分では滅多に)動かないぞ(笑)マイルズ!

後半(下巻)はもっぱら推理小説染みて、宇宙からは随分切り離されてしまった話になったけど。
まあそれはそれで…。
換気とか酸素とか気にしないですんだわけだから。

一件落着。
ほぼ(?)ハッピーエンドな終わり方が、なんとなく、時代劇風な大団円を感じる一冊だった。

そして思うのは、この小説の登場人物は皆、
「ちゃっかりしてる」
という印象…なんだけど?

ISBN:4488698131 文庫 小木曽 絢子 東京創元社 2006/07/27 ¥987

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