さらい屋五葉 1 (1)
2006年8月28日 読書
なんとなく。
インスピレーションだけで買ってしまった一冊。
映画(「花よりもなほ」)を見に行って、どうも江戸染みたみたいだ。
背は高く、やっとうの腕もたつのに、びくびくおどおどと背中を曲げて生きるしかない主人公(多分)秋津政之助。
その態度が禍して、殿(藩主)からクビを言い渡されてしまった。
どうにもならず出てきた江戸。
(食い詰めると皆江戸へゆく。なんとかなると思うんだろう。なんせあの時代、欧羅巴の都市を凌ぐ人口と賑わいを誇ったのだから)
ところが、相変わらずのおどおどした態度では、口入屋が紹介する仕事(用心棒)なんか、一日でクビ!
どうして暮らそうか、とめそめそ悩んでいるところにアルバイトの口が飛び込んできたが。
…なんとそれは、五葉と称し、人攫いをなりわいとする裏稼業(笑)だった。
サムライのプライドと。
故郷の弟の為に工面しなければならない金と。
あくまでもまっとうに行きたいというささやかな矜持と。
悠々と生きる裏稼業の皆様へのほのかな憧れ。
天下泰平の江戸時代ではまったく役に立たないお侍の、さてどういきるかどうあるべきか、悩み多き青春(?)の一幕。
線を引っかいたような絵で、魅力があるんだかないんだかよく分からない。
期待…は出来るかも。
だけど同時に、さあどうかな?という気持ちもある。
ストーリー的にはまあまあだけど、1巻で大体の謎(人物の背景とかつながりとか)が出尽くして、主人公のおどおど加減が鼻に付き始めたら…さあどうだろうか。
やじろべえ的バランスの危ういお話かな?と思う。
ISBN:4091883265 コミック オノ ナツメ 小学館 2006/07/28 ¥630
インスピレーションだけで買ってしまった一冊。
映画(「花よりもなほ」)を見に行って、どうも江戸染みたみたいだ。
背は高く、やっとうの腕もたつのに、びくびくおどおどと背中を曲げて生きるしかない主人公(多分)秋津政之助。
その態度が禍して、殿(藩主)からクビを言い渡されてしまった。
どうにもならず出てきた江戸。
(食い詰めると皆江戸へゆく。なんとかなると思うんだろう。なんせあの時代、欧羅巴の都市を凌ぐ人口と賑わいを誇ったのだから)
ところが、相変わらずのおどおどした態度では、口入屋が紹介する仕事(用心棒)なんか、一日でクビ!
どうして暮らそうか、とめそめそ悩んでいるところにアルバイトの口が飛び込んできたが。
…なんとそれは、五葉と称し、人攫いをなりわいとする裏稼業(笑)だった。
サムライのプライドと。
故郷の弟の為に工面しなければならない金と。
あくまでもまっとうに行きたいというささやかな矜持と。
悠々と生きる裏稼業の皆様へのほのかな憧れ。
天下泰平の江戸時代ではまったく役に立たないお侍の、さてどういきるかどうあるべきか、悩み多き青春(?)の一幕。
線を引っかいたような絵で、魅力があるんだかないんだかよく分からない。
期待…は出来るかも。
だけど同時に、さあどうかな?という気持ちもある。
ストーリー的にはまあまあだけど、1巻で大体の謎(人物の背景とかつながりとか)が出尽くして、主人公のおどおど加減が鼻に付き始めたら…さあどうだろうか。
やじろべえ的バランスの危ういお話かな?と思う。
ISBN:4091883265 コミック オノ ナツメ 小学館 2006/07/28 ¥630
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