ほんわかほんのり。
御伽噺の世界に浸りたい時。
ちょっと疲れた時には、やっぱりこれ。

日本古来の(ちょっとイエイティとか混じってはいるが)オバケたちが織り成す、日本の心。

優しさとか。
情愛とか。
人を思いやる心を今更ながらに確認する。

そう。
競争して人を負かすのが人生の目的なんかじゃないってことを確認する。

こういうもので確認しないといけないというのも……哀しい現実だが。

さちみん(著者)のサイトでみた、台湾版・夢やしき……ちょっと見て見たい気が…でも日本の御伽噺って分かるかな?
民俗学的に、ごくごく基本的な農村生活とか酒井構造とかわかってないと面白味にかけるんじゃないかな?とおもったが、そうか台湾なら"まだ"分かるのか。
明治日本の一部となって日本式教育・社会制度でまとめていった社会だもんね。
たとえば水道施設(家々の蛇口から水が出るということ)だって、毛沢東に追われて逃げてきた大陸の人間が、吃驚したほどだった。
つまり日本式になんでもやっていた台湾のほうが、遥かに進んでいたってわけだ。

これが香港版となると…どうだろ?
いらんところでまたいらん誤解とかされて、変な日本批判とかしないだろうな?
"帝国主義の云々"とか?
やめてくれ〜って感じだけど、在りそうで怖い。


ISBN:4253077269 コミック さちみ りほ 秋田書店 1997/01 ¥410

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