乱鴉の島

2006年8月16日 読書
大好きな作家さんの一人!

舞台の間近なのが。
関西弁であるのが。
すき。

要は、親しみが持てるってことに尽きるが。


三重県のどこやらの沖の無人島(でも人は住んでいる)に間違ってやってきた、ドジな二人。
それが探偵役の火村助教授と作家・有栖川有栖である。

そこにはなにやら怪しげな、訳ありの一団が…
なんだなんだ、黒ミサか?
新興宗教団体か?
…の雰囲気いっぱい(笑)

そして、誰かさんを彷彿とさせるIT企業の若社長(笑)が乱入(やっぱり傍若無人)。
…そして、やはり、イイ役ではありえなかった(笑)

続いておこる殺人。
その接点は?

カラスがいっぱいのこの島は、いったいどんな謎を隠しているのだろうか?

あの明るい、伊勢の海を題材に…よくこんなおどろおどろしい話を…と感心の一作(笑)

ISBN:4104308021 単行本 有栖川 有栖 新潮社 2006/06/21 ¥1,785

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