昨日。
8月15日。
この表紙の御仁は、またしても、最期まで、人騒がせさんだった。

著者はもと外務省官僚…で大使まで勤めた人だが、日本の外務省のボケ振りに号を煮やし、外務省のことを考えて【直訴】したら【クビ】になったという方。
ここまで腐ってるのか〜?!
と思うような内実をどんどん暴露している。
お堅い本かと思ったけど、実に判りやすく面白い。

そういや、戦争初期にせっせとビザを発行してユダヤ人を助けた杉浦氏に対してもとんまな対応をしていたよな、外務省。

海外から言われて初めて気づく…。

花形官庁だと思っていたけど、実は暢気で頓馬で時代錯誤なところらしい。
中で改革を!と思っても、圧倒的多数に潰されてしまうんだって。
田中真紀子議員もそのひとつか…。

嗚呼日本の将来は暗い。
この本を読んだらますます暗い……。

ISBN:4062810107 文庫 天木 直人 講談社 2006/03/21 ¥720

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