先日の本の姉妹本…というか、続きというか。
前、というか。

表紙の二人の男にまずは注目。
19世紀の英国人(そうみえる)。
もしかして、左の男はW君?とか思ってしまう福福しさ…いや!もしかしたら、返送した夏目漱石かも!とか余計な深読みをしつつ中に突入だ。

夏目漱石って若くて亡くなっているんだね〜(知らなかった)でもってそれであれだけの大作を遺しているわけだから。
すごい。
芥川の話もあり、彼が住んでいた家が云々…というくだりで、途中までマジで芥川と三島をごっちゃにしてましたー、うっわ〜われながら大丈夫かいな?と思ったひと時である。

そして芥川といえば、某京極堂を思い出し、そういや去年の夏の映画の京極堂はしょぼかったよな〜とまたぞろ古い話を持ち出して誰かの疵を抉るのであった(笑)

司馬遼太郎は…好きだ。
著者の父上の嗜好も思考もなんとなくわかる。
ウチでも父親が徳川家康全巻、並べてましたからね…そーゆー時代なんだろう。
お陰で私は「少年少女世界名作全集」をすっとばして、時代小説にはまり込んだよ…父よ、貴方のお陰だ。

で、ひとつの作品で喧々諤々意見を戦わせる登場人物を見ていると…嗚呼やはり、私って【乱読】だよねぇと思わずには居られない。
反省…。(でも治らないだろうな、これ。)

ISBN:493846358X 単行本 吉野 朔実 本の雑誌社 1996/12 ¥1,223

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