「愛」で生きてる謎の鳥ー自称「不死鳥」のちゅん。

…が、ひょんなことからブラック・ちゅんとなって禍をなす!(笑)
自然霊(デイモン)がブラック(悪)になっちゃったらどうするんだよーと笑っている場合ではない。

ほのぼののなかにぴりりと辛い人間存在を考えさせる、作者のファンタジーワールドは今日も全開だ。

たとえば戦争の疵や、悩みや苦悩をもって苦しんでいても、世間は世界はどんどん進んでゆく。
進化といえばそれまでだけど。
苦しみもがく自分を置いて、置き去りにしてどこへゆこうというのかと、ついつい恨み・拗ね・八つ当たりをしたくもなる。

それで気が済めばまだマシなほうで、そんな不当な攻撃は、けっきょくは自分イ還ってくるものだから、また辛い思いをすることになる。
どこかで踏みとどまって正面向かって立ち向かうのは、正論であってもしんどいし辛い。

なんだかなぁ…人間っておろかよね、って笑って済ませられる段階をいい加減越えてきたね。

ほんと、しんどい時代だ。


ISBN:4048539221 コミック 紫堂 恭子 角川書店 2005/12/26 ¥546

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