ああ顔が…
表紙の顔が…一緒なのか。上・中・下と並べて嬉しいか?なんか芸がないなぁ。

ルーブルを脱出した二人連れ。
あだな道行き(笑)は鉄壁を誇るスイス系銀行からヴェルサイユ近郊の文化財的城館へ。

暢気で豊かな英国貴族が執事塗布チャリで住むという……

英国人曰く、正しいお金の儲け方(=「遺産」)で悠々自適な英国貴族は、文化財的城館に済むがゆえに莫大な税金を収奪されているのでありました(笑)

払えるからいいやん。
うらやまし。

この物語の関しては、映画の後に本を読むべきだと気がついたのは上巻を読み出してすぐのこと。
詳細な説明はやはり本に一歩も二歩も譲らねばならない。
また、映像では一瞬で、確認できなくても先に進む。
一方、本なら理解できるまで何度も読み直すことも可能だ。

ただし!
本を読んだら映画は不要!とは思えない。
いいや、絶対思えない。

あの映像を見ないでどうする?

過去の亡霊とクロスするあの体験を、フランスと英国の自然、教会の建築や装飾、美しく差し込む光の色…などなど、それを見るだけでも随分価値がある。

オプス・ディは、実在の組織。

怒るのは…わかるよ。
まあね。
でもまぁまぁ…大人気ないことはやめて(笑)

「事実を述べるのは悪口ではない」

っていうじゃない?



ISBN:4042955045 文庫 越前 敏弥 角川書店 2006/03/10 ¥580

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