そろそろ読了…って頃になって書いている私。

これは勿論日本人作家が、シートンという人を使って描いた推理物…なんだけど!
面白いやん♪

狼(狼王ロボ♪)がカラスがリスがボブキャットが…霊長類人科の犯罪を白日の下に明らかにする。
本人たちはまったくその気はないのだけれど。

動物の習性を思えば、
「彼(女)は嘘をついている」
と分かってしまう、シートン。
その事実に沿って推理すれば、すぐに分かる、犯人が。

「どんなにとっぴなものであれ」
「不可能と思われる条件(=容疑者)を排除して最後に残った答えが正解(=犯人)」
とシャーロック・ホームズの有名な科白も飛び出して、「おっ」と思わせる面白さ。

子供むきかな〜?と思ったがとんでもなかった。
ほんま、面白いよ〜♪

………ちなみに。
まさかと思うけど、シートン氏を知らない人…っていないよね?

白土三平がグリズリーの話を漫画にしていたのを知っているけど、リアル画調でシビアな話(若い灰色熊がテリトリー争いに負けて追い出されるのだった)で、幼心には怖かったけどとても惹かれたものであった。

父の蔵書だったのだが…。
あの本、どこへ行ったのかな?

ISBN:4334924980 単行本 柳 広司 光文社 2006/05/20 ¥1,680

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