ふらふらと立ち寄った某書店で、見つけたのだが。
多分、おそらく、小学生向け。
ひらがないっぱい、歌の解説も単純かつ明快。

だけどね。
面白かったんだよ。
4コマ漫画とパロディと駄洒落と…まあいろいろと。

実は、ちびまる子ちゃんじたいは、漫画もアニメも見たことはないのだ。(あのものすごくヒットした主題歌だけは知っている)

「間違って覚えている歌もきっとあるはず」
にギクリとし、
「暗記だけじゃなく、情景を思い浮かべて…」
でギクギクとする。

……だが、柔軟な脳みそで暗記しただけあって、今でも結構覚えている。
えっへん。

しかし、各地の学校で覚えてるし教材にも使っているんだね。
もう今では見向きもされないのかと思ったけど、そうでもないと知って一安心。
最初は暗記でも、その情緒が感情が徐々に沁みてくる、分かってくる。
その嬉しさと言うか情感をたくさんの人に味わって貰いたい。
おせっかいながらそう思うので。

高校時代の歌留多大会を思い出す。
今思い出しても楽しい。
真冬の1月。
だだっぴろい、つまり芯から凍える体育館に畳を敷き、歌留多大会を楽しんだ私たち。
そのために、わざわざ専門の歌留多読みの方を招き、読み方も教わった。
札の並べ方、とり方、たくさんの不可思議を垣間見たひととき。
今だから「優雅」とか「風流」とか自画自賛していえるけれど、当時はひたすら寒くて寒くて…震えながらやっていた。

いい思い出である。
小学生からこーゆー風流を身に付けるのもなかなか粋なことだ。

姉妹本に、俳句とか諺とか四字熟語とかもあった。
…が、そっちはぱらぱら見ただけで食指は動かず。
われながら好みは微妙(笑)
どこで区別しているのか、自分でもわからん。
ひたすら直感のみ。

ISBN:4083140216 単行本 米川 千嘉子 集英社 2003/12 ¥893

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