嘗て狼はライバルだった。

なんの…?って?

氷河期が近づき、植物が食料として期待できなくなったときの話だ。

鹿の肉を、人間と、狼が、狙いあい競い合い取り合った時代の話だ。

………ともに相手の狩りを学び、ともに尊敬しあい、呪術師は狩りの成功を祈って狼を乗り移らせた(ようにトランス状態になった)という。

月を見て、人が狼に乗り移られたようにトランス状態になるのは、無理からぬことらしい。
先祖がえりか?

そして。
嘗ての尊敬すべきよきライバル(友)は、農耕技術の発展とともに、最大の敵となった。

ルナティック…て言葉も、だいたい気がおかしくなったりすることだもんな。

月は人を狂わせる…。

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