軍隊を相手にするのではなく、最初から町や農村の非戦闘民が目標だった。
…なんていう傭兵たち。
喰ってゆくためには、なんでもする。
金をくれるならなんだって…
だから、兄弟が戦場で敵味方になることもあった。
フランス革命でオーストリアを中心とする同盟軍に押し捲られたフランス軍を助けたのは、「仏蘭西国民、万歳!」のことば。
その瞬間、兵士は国王を守るのではなく、国を守るという目的のもとに立ち上がった。
兵士は傭兵ではなく、国の民、すなわち国民軍であった。
ナポレオンの帝国が、自分の領土拡張のために軍隊を外国に送り出すまでは。
今度は侵略された周辺の専制国家で、「国の為に!」という国民軍が立ち上がるわけである。
はあぁ〜。
人の業ってすさまじいですな。
傭兵も哀しい存在だワ。
「傭兵の二千年史」
は実に分かりやすく戦争と人の意識の流れ、そこに挟まれて蠢く傭兵たちを描いている。
ミーハー心にもよく響く一冊だ。
かつて仏蘭西のルイ16世がティルリー宮において怒れる民衆に迫られた時、最後の一人が倒れるまで闘ったのはスイス人傭兵だった…
***************************************************
イラクで次々と外国人(軍人・民間人を問わず)が殺害されていた時、一人の日本人が殺されて、"傭兵"というものの存在を再認識した…ことを思い出した。
あれは警備会社とか、そんなニュアンスで語られていたけれど、国籍もさまざまで一流の技術を持ち、勿論本人たちも最高のスペシャリストである。
そして、あちらこちらの紛争地に出かけていって、日常生活では得られない高額の収入を得るのだ。
まるで遠い世界の話のように聞いていた日本人は多かったはず。
だけどこれが私たちの生きる時代なんだな。
21世紀。
傭兵はまだ必要とされているのか。
…なんていう傭兵たち。
喰ってゆくためには、なんでもする。
金をくれるならなんだって…
だから、兄弟が戦場で敵味方になることもあった。
フランス革命でオーストリアを中心とする同盟軍に押し捲られたフランス軍を助けたのは、「仏蘭西国民、万歳!」のことば。
その瞬間、兵士は国王を守るのではなく、国を守るという目的のもとに立ち上がった。
兵士は傭兵ではなく、国の民、すなわち国民軍であった。
ナポレオンの帝国が、自分の領土拡張のために軍隊を外国に送り出すまでは。
今度は侵略された周辺の専制国家で、「国の為に!」という国民軍が立ち上がるわけである。
はあぁ〜。
人の業ってすさまじいですな。
傭兵も哀しい存在だワ。
「傭兵の二千年史」
は実に分かりやすく戦争と人の意識の流れ、そこに挟まれて蠢く傭兵たちを描いている。
ミーハー心にもよく響く一冊だ。
かつて仏蘭西のルイ16世がティルリー宮において怒れる民衆に迫られた時、最後の一人が倒れるまで闘ったのはスイス人傭兵だった…
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イラクで次々と外国人(軍人・民間人を問わず)が殺害されていた時、一人の日本人が殺されて、"傭兵"というものの存在を再認識した…ことを思い出した。
あれは警備会社とか、そんなニュアンスで語られていたけれど、国籍もさまざまで一流の技術を持ち、勿論本人たちも最高のスペシャリストである。
そして、あちらこちらの紛争地に出かけていって、日常生活では得られない高額の収入を得るのだ。
まるで遠い世界の話のように聞いていた日本人は多かったはず。
だけどこれが私たちの生きる時代なんだな。
21世紀。
傭兵はまだ必要とされているのか。
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