傭兵の二千年史

2006年5月31日 読書
ああ〜浮気の一冊!
ぱらぱらっと覗いてみたら、こっちのほうが面白い、というよりもあんまり考えずに読める(笑)

武士道は、斎戒沐浴して心落ち着いて、休日の昼などに読もうと思うのであった。

金のために欧羅巴を右へ左へ…なんで騎士道が寂れて傭兵がでてきちゃったのか?
 ?農機具の発達⇒生産力の増大⇒貨幣経済の発達⇒人口増大・農家の次男以下は継ぐ土地がない⇒傭兵へ。
 ?共和制による国民皆兵制(つまりただ働き・そこにあるのは愛国心のみ)⇒経済の発展⇒貧富の差⇒お金で雇うほうがラク(金持ちは戦争へ行きたがらない・貧乏人は戦争に行ってる余裕がない)

どうしてイタリアがその主舞台になっちゃったのか?
……ローマ帝国の滅亡後、しっかりした中央集権国家ができなかった

等。
なるほど、納得という歴史の流れに沿った、お話が聞ける。

傭兵隊長が公爵になったのは、へー!?と思うけど、太閤さんだって"お里"がいいとは言いがたい。
歴史とは、そーゆーものだ。

ISBN:4061495879 新書 菊池 良生 講談社 2002/01 ¥756

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