独特…というほどでもないかもしれない。
でもあの時代の口調というか、文語ではないが口語としてもちょっとニュアンスが違う、というか。
なんだか味があるというか、その口調で紀行文を書いているから、嵌まると面白い。

何を読んでも、面白い。
笑える。

大真面目で書かれたその調子に、一瞬遅れて爆笑する。
殿はどこまで本気なのだろうか?

まるで、漫才を聞き、落語を読んでいる気がする。

殿様日記…たかが100年ほど前の、東南アジアでの狩猟日記が、どうしてこんなに面白いんだろうか?

コメント

nophoto
睡蓮
2006年5月10日2:08

すっかり「虎刈りの殿様」のファンになりました?

翠雲
翠雲
2006年5月10日18:17

ええ。もうこの感覚がね。
好きです♪

この時代(明治〜昭和初期)の人って、すごく真面目に文章を書くでしょう?
それが私日記であっても。
殿もしごく真面目に書いておられる。

…真面目に真面目に…すごく真面目に。

なのに、唐突に「へ?」って思う記載がね(笑)
「本気ですか?殿?」
「笑いをとろうなんて考えてませんよね?(関西人じゃあるまいし)」
と突っ込みたくなることしばしば。

全体の生真面目な文章があってこそ、生きてくる"笑い"の部分なので、抜粋しようかと思ったけどその無駄さに気づいて止めました。
これは全体を読まないとね〜面白味は分からないでしょう!
いい紀行文でした。

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