「厳しいことを描きます」と最初に断って、その通りずばりずばりと自分の思うところを述べる本。
作者は何者かいな?とおもったら、画家・写真家のマネージメントをしている人らしい。

「作家」といわれれば、「小説家」と勝手に変換するが、画家も写真家もモノを作る人、といえばそうだな。
一瞬を切り取る、という言い方のほうがなれてはいるが。
一瞬を切り取りながら、そこに悠久の流れを感じているわけだ。

ああだけど。
"好き"だけじゃいけないのかな?

勿論、プロはいけないよな(笑)

だけど、私ら素人は、好きだけで写真を撮る。
作家でなくてよかったな。(肩が凝って仕方ないやん)

それと、感じるってこと。
写真の画面からその向こう側を感じるってこと。
感じる・感じない、読める・読めないは、こちら側の許容量のモンダイではないかと…?
生意気なことを、素人だからいえてしまうわけです(笑)

ただし。
本質を見る、というのであれば、嗚呼成る程。
カメラのよしあし。
一眼レフかそうでないか。
望遠か接写か広角か、標準か。
そういうことではないってこと。

嗚呼成る程。
だから、「コンパクトカメラでも」「使い捨てカメラでも」写真ってのは撮れるんだ…ってことか。

うん。力づけられるよね。

ISBN:4896250435 単行本 安友 志乃 窓社 2002/11 ¥1,680

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