捜神記

2006年4月9日 読書
いや…てっきり出てこないだろーと思っていたんで、出てきてびっくり。
うん。これは、あれだな。
漫画とかがいっぱい並んでいたから、いっちょ原作(翻訳だけど)も並べとくかーってのりだな。うん。

平凡社の東洋文庫というのは、その見てくれと違い、とってもマニアックでシュールで笑える本が揃っている。

勿論、学術的かつ高尚な"読み物"もあるのは間違いないのだが。

どっちかっていうと、マニア向け。
これもそのひとつで、三国史の直後、晋時代に編纂された、「神仙関連の記録」である。
だから、突拍子もない話や(見てくれではなく能力的に)化け物のような人間がぞろぞろ出てくるし、天変地異や荒唐無稽な事件や怪異もぞくぞく現れる。
また、「日本昔話」的な教訓ものもちらほらあるので、子供が読むのにもいいかもしれない。(ただし責任は一切負わないからそのつもりでよろしく)(笑)

だから、読む本がなくなったときにはちょうどいい読み物である。

本日は、ちょっとした近場の旅へのお供であった。(他のものと一緒に鞄に放り込んでも、本が硬いから少々のことではつぶれないのだ)

ISBN:4582800106 文庫 竹田 晃 平凡社 1964/01 ¥2,940

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