大奥七不思議

2006年3月20日 読書
いや、絶対、おなか抱えて笑うと思うんで…思わず書き抜きです。
1.お犬
「お犬」というのは子供の雑用係の役名。
ナント大奥の残り物を食べるから、こう名づけたという。ヒデ〜!

ちなみに江戸庶民のペットNO1.は猫(しかし長じて猫又にならないようにと、子猫のときに尻尾を切ったそうだ!)
2.宇治の間
幽霊が出ると評判の「開かずの間」一説には五代将軍綱吉が夫人に殺害された部屋という。
名の由来は襖に描かれた宇治の茶摘みの図による。無用の間としてふだん何にも使われなかったが、火災で焼失すると、また、もとどおり同じ場所に同じ襖絵を描き再建されている。幕末まであった。

3.一代一箇所のトイレ
御台様のトイレは一代限り一箇所として造られる。
非常に深く掘り、一生の間汲み取らず、最期は埋めてしまう。
見られてマズイものは、みんなここに捨てられたという。

まずいもの…まずいものって…なんですか?!
4.男性の紛失
火事などの非常時に、救出の為に大奥へ飛び込んだ武士が時折行方不明となり、焼死体等一切発見されない。
最大の紛失は明暦大火の時の甲斐谷村城主一万八千石の秋元越中守。
一国の大名さえなくなってしまうブラックホール。

この辺りでもかなり引いてしまいますが…紛失するか?それって?
こわい世界ですねぇ……。
5.後ろ向きのかごかき
御台様や御年寄は大奥内でも乗物を使うが、そのとき貴人に尻を向けないように、先をかつぐ者は後向きになってにじり歩いた。大奥特有。

6.お清の中?
将軍のお手の付かない中?を大奥では「お清の中?」と呼び、お手の付いた中?を「汚い方」と呼んだ。これではなんだか将軍がバイキンのようである。

7.四人一室
将軍が大奥に泊るのは忌日以外の日で、月の内半分ぐらい。同衾時には非番の同僚と御坊主の二人が左右に御添寝をするしきたりになっている。
次の間には寝ずの番の御小姓衆が数名ひかえている。添寝の二人は翌朝、御年寄に昨夜の委細を報告しなければならない。


…まあ、異質・異様な世界ですわね。

他にもお中?というのは、自分の右手を大切な手であると、普段は袖の内に隠しておいて、では何をするかといえば…御台様のおトイレ使用時に、その右手で拭いて差し上げていたのだと…でもって、将軍は自分で拭いていたとかナントカ…。

いや〜大奥って、江戸って不思議世界だわ〜たった数百年前のことなのにね!

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