スカーレット・ウィザード外伝―天使が降りた夜
2006年2月10日 読書
さんざん、夫婦漫才で楽しませてもらった宇宙小説の続編…みたいなもの。
女王が死ぬ少し前から、思い出を含め、"裏方の交わり"を描く。
そしてそれは"キング"の人生を、最後まで追い続ける。
そうかぁ〜結局真面目な経営者になるしかなかったんだ〜。
お気の毒に。
息子ダニエルに押し付けて、とっとと宇宙空間に戻ろうと思ったのにね。
その息子がさきにトンズラしたんじゃ、父はガマンするしかないか〜。
親って損だね(笑)
そこまでして飛び出した息子・ダニエル君。
やり手だけどスケールは親に負けている…のも仕方がないか。
あの親では。
天使…といってもまともな天使じゃないけれど、でも言っていることは確かにその通り。
新しい"宇宙"を想像するならば、古い宇宙は壊さなきゃならない。
これは当然。
シヴァとビシュヌの関係だ。
「そんな気はない」
と言ってもらえて何よりですね(笑)
そこかで聞いたような見たような超能力者が出現し、どこかで見たような読んだような人たちが出てくるので、終わった気がしないエンディングである。
金とか銀とか紫に緑…とか。
それに、女王も海賊も完璧に死んだわけではないので、なおさらだ。
彼らの、関係者一同のその後、みたいなのがわかって、ちょっと安心する、ファンサービス的な一冊だ。
これでちょっとは気が晴れる。
だって本編は、「そりゃぁ〜ないでしょ〜」という気持ちの無きにしも非ずなラストだったからね。
余韻がある小説っていいね。
味わい深い…。
癒される…。
ISBN:4125007365 新書 茅田 砂胡 中央公論新社 2001/11 ¥945
女王が死ぬ少し前から、思い出を含め、"裏方の交わり"を描く。
そしてそれは"キング"の人生を、最後まで追い続ける。
そうかぁ〜結局真面目な経営者になるしかなかったんだ〜。
お気の毒に。
息子ダニエルに押し付けて、とっとと宇宙空間に戻ろうと思ったのにね。
その息子がさきにトンズラしたんじゃ、父はガマンするしかないか〜。
親って損だね(笑)
そこまでして飛び出した息子・ダニエル君。
やり手だけどスケールは親に負けている…のも仕方がないか。
あの親では。
天使…といってもまともな天使じゃないけれど、でも言っていることは確かにその通り。
新しい"宇宙"を想像するならば、古い宇宙は壊さなきゃならない。
これは当然。
シヴァとビシュヌの関係だ。
「そんな気はない」
と言ってもらえて何よりですね(笑)
そこかで聞いたような見たような超能力者が出現し、どこかで見たような読んだような人たちが出てくるので、終わった気がしないエンディングである。
金とか銀とか紫に緑…とか。
それに、女王も海賊も完璧に死んだわけではないので、なおさらだ。
彼らの、関係者一同のその後、みたいなのがわかって、ちょっと安心する、ファンサービス的な一冊だ。
これでちょっとは気が晴れる。
だって本編は、「そりゃぁ〜ないでしょ〜」という気持ちの無きにしも非ずなラストだったからね。
余韻がある小説っていいね。
味わい深い…。
癒される…。
ISBN:4125007365 新書 茅田 砂胡 中央公論新社 2001/11 ¥945
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