月の光のなかで

2006年1月12日 読書
ISBN:4901978217 単行本 渡辺 葉 ぺんぎん書房 2004/02/29 ¥1,470

世界の国々から集めた、月にまつわる13のお伽ばなし。

それが、帯に書かれた「副題」或いは「解説」である。
字は大きいし、感覚も広い。
ページ一枚丸々使った挿絵もある。

字の並びそのものが、視覚を楽しませてくれる芸術。
…というやつかな?

夢枕獏氏が、そういう小説の書き方をする作家なのよ、と友人が昔言っていた。
月を見ていると気が狂うのよ、とか、或いは狼になったり無性に帰りたくなって求婚者に無理難題を押し付けてみたり、お団子を食べるために別腹が生まれたり…するのは何故だろう?

それもこれもつきの魔力なのだろうか。

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