ISBN:4562039736 単行本 寺島 久美子 原書房 2005/12/10 ¥1,995

こんなもん読んでもなぁ〜と思っていたのはつい先日までの話。
年末に、ふとしたことで立ち読みをしたらば。
"面白い"

なにがって、今まで出てきた人物やアイテムの、詳細な解説が、だ。
本当に"事典"として使えるから、忘れたときに役に立つ。
あと、パロディを書く人には必須かな、と思える。(私には関係ないけど)

映画メインの人間は、"何ゆえこのアイテムが"なんていちいち考えて見てない。
見られない。
いわんや、"コレはおかしい"なんて分かるはずもない。

そこまで分かるのは、追求できるのは、所謂”おたく”と言われる人々だけではなかろうか?(笑)

けれど、その意味、そこに存在する、そこで使われている意味をきちんと知ってみるのも結構面白いものだ。
それにはもってこいの本だから、そんなことに興味のある人はとっても楽しめる。

私はおたくではない。
ないが、、登場人物やアイテムの詳細を知るのは好き。
映画も小説も(特に推理小説などはその最たるものだが)、無駄にアイテムを配してはいないから、そういう気づかいや作者のちょっとした洒落を知るのはとっても楽しいことだ。

嗚呼、成る程なぁ、そういう意味だったのかぁ…なんて感慨深く読むのは…とっても面白い!

ただひとつの難点。
既に発行され親しまれている第6巻までのネタバレをこの本で知ってしまう(想像できてしまうのだ)のが……。

ああぁぁぁあぁ……読まなきゃよかったー!とかいうこともあるからね!
現在"ク"迄来たけれど、この先読むべきか、読まざるべきか。
悩めるところ…。

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

日記内を検索