シリアスな物語。
エキュー・パパの話。
エキュー・パパの新たなる恋の話。
と、
エキューの恋の話。
恋の話、恋の話…と続く。

恋愛にようやく向き合うようになったエキュー・タンタロット公爵令嬢である。

だが、父・タンタロット公爵はとっくに新しい恋に向き合っていた。

そして、彼が選んだ道は。

と言うことで、物語の中では最大の展開を見せるこの一冊。
王国始まって以来初の女公爵を目指すエキューの覚悟と、彼女を取巻く人々の気持ちが、そろそろ新しい時代を創造し始めたのだ。

愛すればこそ、茨の道を歩いて欲しくはない。
愛すればこそ、思うままに一度きりの人生を歩いて欲しい。

どちらが、愛なのだろう。
どちらも、愛なんだろう。

この漫画で、久々に(初めてか?)ほろりとさせられたラストである。
あ〜よかった、よかった。

ISBN:4199603050 コミック TONO 徳間書店 2005/12/24 ¥560

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