戦国名臣列伝

2005年12月8日 読書
あれよあれよという間に読了。
忙しくて忙しくてしんどい(残業は当たり前…もしかしたら休日出勤?!)日々の割りに、結構すすんだな。

さて。
前作は春秋時代の名臣列伝。

そこで、春秋に続いてくるのは戦国。
当たり前。

このあたりになってくると、次も次も、宮城谷氏の小説に少なからず出てきた人物が勢ぞろい…の感がある。
ちょい役じゃなくて、主役とその周辺の人々…ということで、なじみのある人が出てきて楽しかった。

で、思った。
やっぱり秦は好きになれん…。
戦国の各国はそれなりに狐も狼も狸もいるけど。
なんでかなー。
秦という国で思うのは、とくに、わるがしこいというか、狐や狼の厭らしさというか、かっこいいダークじゃなくていやらしい汚さと言うか…(そこまで言うか。ファンのかた済みません。あくまで勝手なイメージですんでお許しを)
それだけ歴代君主が苦労したンもかもしれんね。
なにせ西の彼方の辺境地だから。

軽薄な文化爛熟国・斉が好きな私だから仕方がないのかも。
(いや、国が好きと言うより、太公望と孟嘗君が好き、なんだろうなぁ、きっと)

ISBN:4163244506 単行本 宮城谷 昌光 文藝春秋 2005/11 ¥1,700

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