実は注目していた本だった。
しばらくしたらベストテン(取っている新聞)のいいところに入っていたので、「買うかな」とおもって買ったんだけど。

ベストテン入りの理由が判明。
ビジネス書だ!
まごうことなきビジネス書だ!

どっかの会社が纏め買いでもしたんかー?
研修資料にでもつかっとるんかー?

と。
面白くないわけでないけど。
私が求めていたのとは微妙にずれとる……。

いや。
違うな。
ビジネス書なんて読みたくね−!!
という気分だな、どっちかというと。
本に罪はない。
読んだら面白い。
でも、つい口を突いて出てくる言葉は、
「いいよなー、こんなに遣り甲斐のもてる会社はー」
になってしまうので、とっても惨めで哀しくなる。

自分次第なんだけど。
環境ってのは重い。
重いし辛い。
会社ってところは個人を殺しやすいところだから。
必死になって力を尽くして支えてやらないと、低い方へ楽な方へと集団で流れてゆく生き物だから。
流れに埋没してしまった方が楽だから。

惨め。

その裏返しが、
羨ましい。
…ならまだまし。
恨めしい。
なんて感じている。

みっともないね。

でも、とりあえず。
リッツカールトン・ホテルは大好きなホテルだ。
どうしてこんなに好きなのか、なんとなく分かったような気になる本だ。

ISBN:4761262788 単行本 高野 登 かんき出版 2005/09/06 ¥1,575

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