表紙の絵を見ても分かるとおり…ヒロインは、寒い季節に寒い国"ユリ・スカナ"に入った。

ようやくすべてのしがらみ(?)を捨てて、新しい人生を拓こうとするカリエだったのに。
ここでもまだまだ危機は去らない。
…つうか、しつこすぎるぜ、ダンナ。

子供みたいに執着するのはエティカヤの血の王(もと旦那)。
邪魔だから、抹殺…とは小説にも書いてあるが、いやぁ〜これはやっぱり執着ですよ。

元彼(エド)(笑)と手に手をとって逃げたんが、そんなに気にくわんかったんか(笑)
なら、もっと素直になっとけ(笑)
「こういう男は嫌われる」を地で行ってるよ、あんた。

新しい命を抱いたカリエ。
その彼女をあくまでも守ろうとするエド。
ニヒルで危険な男から、女房に逃げられた亭主という三枚目に急落したバルアン。
(あ、すると、エドは不義密通の相手ですか!?)

雪と氷に閉ざされる北の国で、新しい陰謀がカリエを取巻く…予定のようだ。

こうなったら、エドが傭兵で出稼ぎして、カリエは人里離れた森で"森の人"となって暮らすしかないか〜。
あ〜でもって、村人にはいつしか"魔女"とか言われるんだ、きっと。
出入りしている連中(サルベーンとか?)が、とっても怪しいからさ……。
(ラクリゼはいいの…お気に入りだから)

ISBN:4086005972 文庫 船戸 明里 集英社 2005/06/01 ¥520

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